2004.06.01

「デイ・アフター・トゥモロー」温暖化なのに氷河期?

 「デイ・アフター・トゥモロー」(フォックス)は、地球温暖化による異常気象が世界を襲う、パニック超大作です!
 ポスターや予告を見て、“温暖化なのにどうして氷河期なのだろう”と疑問を感じる人がいたかもしれません。これは、同時多発的な異常気象で海が大きくかき混ぜられることが原因です。大津波、豪雨、竜巻など。大海が揺さぶられて海底の冷気が上昇し、全体が冷えます。底の冷たいお風呂をかき混ぜた状態ですね。そもそも地球温暖化というのは日本での名称で、正式名称は“気候変動”といわれています。ちなみに日本はアメリカに続いて、1人当たりの二酸化炭素排出量第二位です。この映画を見て、省エネをしようという気持ちになる人が増えれば幸いです。
 地球そのものも生き物ですから、温度が上がれば“異常気象”という名の自然治癒力で自らを冷やします。映画は世界中のあらゆるパニックを描き、客席を吹き飛ばすような大迫力映像で迫ってきます!!
 公開は6月5日です。

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2004.05.31

「ランダウン」熱帯雨林が年々減少!

 「ランダウン」(UIP)は、主演ザ・ロックのアクションが超ダイナミックで楽しめました!
 舞台はアマゾンのジャングルです。この地域は世界最大の熱帯雨林で、地球の酸素の3割を排出していました。もちろん、それだけの光合成に必要な二酸化炭素も吸収していたわけです。ところが、この作品に出てくるような鉱山としての活用や、牛肉輸出のための牧場拡大などによって、熱帯雨林は年々縮小しています。毎年、四国より少し大きい面積が失われ、毎日100種の生き物が絶滅していると言われています。このようなことが、地球温暖化に大きな影響を与える結果になっています。
 環境問題だけでなく、白人による現地人の生活支配や不当労働といったことなども、大きなテーマとして描かれています。ザ・ロックが暴れまくるアクション映画ですが、現代社会が抱える問題をうまく取り入れているところも見逃せません!!!
 

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2004.05.23

「デイ・アフター・トゥモロー」デザスターではなくパニック映画です!

 「デイ・アフター・トゥモロー」(フォックス)は、地球温暖化の驚異から生き延びる人達を描いたSFX超大作です!
 竜巻を描いた「ツイスター」あたりから、デザスター・ムービーという言葉が聞かれるようになりました。火山噴火を描いた「ボルケーノ」、大津波の「パーフェクト・ストーム」などが続き、デザスター・ムービーという言葉が定着したようです。デザスターとは、天災のことを言います。竜巻・火山噴火・大津波ならそうでしょう。しかし「デイ・アフター・トゥモロー」は少し違います。経済活動によって増大した二酸化炭素が原因となる、地球温暖化による驚異を描きます。天災ではなく、人災といったほうがよいでしょう。ならばこの作品はパニック映画です。「タワーリング・インフェルノ」のような地域限定型でなく、地球規模のグローバルなパニック映画と言えるでしょう。
 5月29日に先行ロードショーを行ない、6月5日にいよいよ公開されます!無数の大パニックが全部ひとまとめにしてやってくるようなこの作品、SFXファンなら絶対に押さえておきたい超大作です!!!!

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2004.05.17

「CASSHERN」化学物質に汚染された世界!

 「CASSHERN」(松竹)は、ビジュアリスト紀里谷和明が監督・撮影・編集・脚本を担当したSFドラマ。荒廃した人間社会のなかで、孤独な新造人間が全てを捨てて戦います!!!
 舞台は、人類の60%が放射能や化学物質の悪影響を受けている世界!世の中は荒れ、憎しみと戦いが世界を覆い尽くしています。原子力発電の放射能、環境ホルモンの生態系への悪影響など、現在でも大きな問題になっている環境問題が根底にあります
 主人公の新造人間も、遺伝子技術によって生まれかわった生命です。その荒廃しきった世界観のビジュアルがスゴイ!!乾いた感じの映像や、明暗をくっきりと使い分ける色彩感覚など。これまでの日本映画にはなかった、新たな感性を見せつけられました。ほとんど全てのカットに先鋭的なビジュアル処理が施され、SFファンにはたまらない“愛すべき作品”と言えるでしょう!!!
 “世界を救うためには、許しあうことから始めなければいけない!”
 娯楽的なストーリーよりも、メッセージそのものを大切にし、ビジュアル・センスで観客に勝負を挑みます。キャシャーンの怒りと悲しみが心に響き、涙を誘われました!!!SF映画ファンやビジュアル系アートを志ざすような人達には、ぜひとも見て欲しい作品です。

 全国上映館&上映時間はこちらから。

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2004.05.11

「デイ・アフター・トゥモロー」衝撃の映像が迫る!

 「デイ・アフター・トゥモロー」(フォックス)は、地球温暖化の恐怖を衝撃の映像で描いた作品!「インデペンデンス・デイ」「GODZILLA」のローランド・エメリッヒ監督ならではの、大スペクタクル巨編です!!!!
 世界各地で発生する異常気象が、圧倒的迫力で展開します。巨大竜巻がハリウッドを蹴散らし、大津波がニューヨークを一気に飲みほす。最新技術が生み出すリアルな映像に恐ろしさが増します!しかもこの恐怖は、宇宙からの侵略者といったサイエンス・フィクションでなく、確実に迫るサイエンス・ファクトなのです!!
 主演は、「オールド・ルーキー」(02)で実在の元メジャー・リーガーを演じた(というよりメグ・ライアンの元夫といったほうがわかりやすい?)デニス・クエイド。その息子を演じるのは、「遠い空の向こうに」(00)でロケットへの夢を描く主人公を演じたジェイク・ギレンホール
 予告編だけでもスケールの大きさが伝わる、大スクリーンで恐怖を味わって欲しい作品です!!!!!公開は6月5日です。

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2004.05.04

「オーシャン・オブ・ファイヤー」野生馬保護活動家の実話!

 「オーシャン・オブ・ファイヤー」(ブエナビスタ)は、アラビアの砂漠を馬で横断する、長距離競馬レースを描いた物語。アメリカ野生馬の名誉をかけてレースに挑む主人公は、「ロード・オブ・ザ・リング」のヴィゴ・モーテンセン。コルトを片手に、次元大介のような早撃ちテクニックを見せてくれます!!!
 この作品、実話に基づくストーリーです。ヴィゴ演じる主人公フランク・ホプキンスは、白人とネイティブの混血。砂漠レースに参加するまでは、その事実を隠して白人として生きる道を歩んでいました。野生馬と運命をともにするレースを通じて、自分を隠さずに生きることの大切さを見出します。それこそがこの作品のテーマです。その後、彼は86歳で亡くなるまで、アメリカ野生馬保護のための活動を続けました。今でいうエコロジストです!!
 巨大砂嵐、ガンアクションなど、派手なシーンもたくさんあります。が、最も魅力的なのは、フランクが野生馬とともに歩む美しい自然の姿や、野生馬の群れが野をかけるシーンなど。自分の生き方を見つけたフランクの姿に、涙してしまいました。監督はジョー・ジョンストン!「ジュマンジ」「ミクロキッズ」「ジュラシック・パークⅢ」など、自然科学をテーマに描き続ける監督の、自信作です!!!!

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2004.04.01

「デイ・アフター・トゥモロー」氷が溶けたら70メートル!

 「デイ・アフター・トゥモロー」(フォックス)は、地球温暖化によって起こる異常気象の恐ろしさを描いた作品です。予告編を見ていても、竜巻、大津波などが大スケールのSFXで登場します。
 地球温暖化が進むと気温が上昇し、南極の氷が溶ける、とよく言われます。南極の氷が全部溶けると海の水位は約70m上がるそうです。都会のほとんどは沈み、水中都市になってしまいます。まさにウォーター・ワールドです。「A.I.」でも高層ビルの最上階部分だけが海からはみ出ている場面がありました。原因となる二酸化炭素を削減するため、様々な省エネの取り組みが行われています。しかし、日本のエネルギー消費量は年々増えているのが現状です。温暖化はどんどん進んでいるのに、我々日本人はまだ事実に気づいていません。
「デイ・アフター・トゥモロー」を見て楽しむだけなら、沈みかけているタイタニック号の船内上映で「タイタニック」の映画を見ているのと同じです。映画の中の世界を救うのは、私達の今の行動にかかっています!!

 「デイ・アフター・トゥモロー」関連記事はこちら。下記トラックバックも参照ください。

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2004.03.27

「ペイチェック」 気象コントローラー!

 「ペイチェック」(UIP映画)は、消された記憶を巡るサスペンス・アクションです。
 ヒロインのユマ・サーマンは生物科学者。室内で人工的に雨・風などの自然現象を発生させ、自然を育てる研究をしています。同じような機械がドラえもんの道具であったような・・・。都会の自然が失われつつある時代ですから、近い将来にはこのような機械が本当に登場するかもしれません。六本木ヒルズの屋上にも、田んぼを含めた自然の風景が作られています。でも、リモコンで気象条件を操作しながら育てた木や花は、“人工的な自然”ってことになるのだろうか。

 「ペイチェック」関連記事はこちら

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2004.03.25

「マスター・アンド・コマンダー」 初のガラパゴス諸島ロケ!

 「マスター・アンド・コマンダー」はラッセル・クロウ主演の海洋アクション作品。仏軍と英軍の緊迫した洋上戦を見せてくれます。
 ラッセル・クロウ率いる英軍は、仏軍を追いかける途中で、ガラパゴス諸島に立ち寄ります。ガラバゴス諸島は、ダーウィンが進化論を築いた土地であり、1978年には「人類の世界遺産」としてユネスコが認定した自然の宝庫です。なんと劇映画でのガラパゴス諸島ロケはこの作品が初めてだそうです。乗組員が珍しい生き物を追いかけ、自然をスケッチするところが何とも微笑ましい!海のシーンばかりが続く作品のなかで、ホッと一息つける場面として生かされています。

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「花とアリス」あの風力発電はどこ?

 岩井俊二監督の最新作「花とアリス」のなかで、風力発電が登場します。主人公たち三人が海へ遊びに行くシーンです。この風力発電のロケ地は、茨城県の鹿島灘に面した波崎風力発電所です。映画ではバス停のすぐ後ろに風力発電があるような格好で出てきますが、あのバス停は映画のためのセット。風力発電は2機あるらしく、1機で400世帯分の電力をまかなえるそうです。
 日本ではまだまだ数えるほどしかない風力発電ですが、こういう映画のロケ地として登場することも、自然エネルギーの推進に役立てるかもしれません。

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