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2005.11.12

「インサイド・ディープスロート」伝説的作品のドキュメンタリー!

 「インサイド・ディープスロート」(コムストック)は、70年代のアメリカを震撼させた、伝説的ハードコア映画ドキュメンタリー時代の渦に呑みこまれた関係者たちの証言に、興味津々でした!!

そもそも、「ディープスロート」(75)は1972年の作品です。
製作費 25000ドル(約290万円)
撮影日数 6日間
総興収 6億ドル以上(690億円)

(ちなみに一般映画での最高は「タイタニック」の6億ドル)
映画史上、最高収益率で金を稼いだ映画でしょうね。

この作品の興行には闇の世界が深く関わっていただけに、実際の売上はもっと多いでしょ。

このドュメンタリーのなかで、作品映像の一部が出てきます。
いやぁ~、初めて「ディープスロート」の動く映像を見ましたね。
こういうと変なのですが、感無量です。

日本公開は1975年
3分の2はカットされ、日本で別に撮影された映像をはさみこんで上映されたそうな。
こりゃもうムチャクチャですね。

私も公開数年後にはタイトルを知っていましたが、なんせ少年時代です。
見る術もなければ、さほど興味もありませんでしたよ。

1972年ごろといえば、アメリカの性意識が大きく変わったころですね。
例えば・・・。
キンゼイ博士「愛についてのキンゼイ・レポート」を著し、
ウディ・アレンが精子に扮する「SEXのすべて」を撮り、
ゲイの世界を描いた「真夜中のパーティー」が演劇・映画で登場しました。

なかでも、「ディープスロート」は政治をも巻きこんだ最大規模のものだったということが、このドキュメンタリーからわかります。
なんせ主演男優ハリー・リームスは、この作品に出演したというだげて、5年の実刑判決を申しうけたわけですから。
いわゆる、“見せしめ”です。

でも結局、ハードコア映画の寿命は、ホームビデオの出現であっけなく消えました。
スタッフ&キャストは、時代の渦に呑み込まれたってわけですよ。
日本の映画館でもかつては、洋画系ピンク映画、いわゆる“洋ピン”というジャンルがあったもんな。

「ディープスロート」の監督はジェラルド・ダミアーノ
その後、もうひとつの傑作といわれる「ウォーター・パワー」(80)を生み出しています。
大きな声では言えませんが、これは見ました。
わかりやすく言えば、浣腸版「タクシー・ドライバー」(76)ですな。
主人公の男が、ニューヨークの汚れた女性を掃除するため、次々に浣腸しちゃうという、とんでもない作品でございましたよ。

「風と共に去りぬ」「タイタニック」よりも、遥かに高い収益をあげた闇の映画に関するドキュメンタリー!!
これは必見ですよぉ!!!!

ちなみにこの作品、大阪の劇場ではポスターが過激すぎるということで、別バージョンを作成した、という噂も聞きましたよ。

   【再生ボタン】を「クリック」すると「動画版」スタートです!

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