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2005.10.03

「蝉しぐれ」セミのように泣いた!

 「蝉しぐれ」(東宝)は、人を想い続けることの美しさを描いた時代劇
「たそがれ清兵衛」(02)「隠し剣 鬼の爪」(04)の原作者、藤沢周平が綴る下級武士の厳しい生きかたに涙です!!

下級武士が上位の者から、断りきれない命令を受けて・・・・。
といった現代にも通じるような展開は、「たそがれ~」「隠し剣」同様、いかにも藤沢周平原作ですね。

市川染五郎木村佳乃 主演ですが、泣かせるのは二人の若き日を描いた数々の名シーンです!!
演じるのは、第15回ジュノン・スーパーボーイ・コンテストで読者投票1位を獲得した、石田卓也くん。
(石田卓也 公式ホームページはこちら
そして、今夏テレビ版「がんばっていきまっしょい」でがんばった、佐津川愛美さん。
(佐津川愛美 応援サイトはこちら
ふたりとも、この「蝉しぐれ」映画デビュー!!

直接的な言葉を交わすのではなく、しぐさ行動で想いを伝えあうふたりが美しすぎ!!
なかでも、無念の死を遂げた父の亡骸を、炎天下に石田卓也くんが歯をくいしばって台車で運ぶシーンは泣かせますよぉ!!
そこへ、坂道の彼方から佐津川愛美ちゃんが助けに現れて・・・。
彼女の姿が見えただけで、わたしゃもう大号泣でした!!
ほんと、セミのように泣いちゃいましたよ!!
(うるさそうやなぁ~、しかもおっさんやし)

いやぁ~、この二人、今後の活躍が大注目です。

と、
「世界の中心で、愛をさけぶ」(04)でもそうなんですが、ふたつの時間のドラマを描く場合、往々にして、過去を描いたシーンのほうが忘れられないんですよね。
この「蝉しぐれ」も、前半の若きふたりのエピソードが生きているから、後半、木村佳乃のグググッ!!!っときちゃうわけです。

人間が四季のうつろいに溶け込んで生活している風景も素晴らしく、日本の美しさにまったりと見とれながら、楽しめます。
“きれいな映画を見た!”っていうのが実感ですね。

「蝉しぐれ」全国上映館&上映時間はこちら。
大阪・関西地区
東京・関東地区
名古屋・東海地区
北海道地区
九州地区

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Comments

まいどTBありがとうございます。

泣きましたか~!!ですよねぇ~・・。

人によって心の琴線に触れるものは違いますが・・文四郎は何も言えずに父の言葉を聞くシーンや、お父さんを乗せた台車をふくが一緒に押すシーンは、さすがにグッときましたね。

ラストももちろん、泣かせる演出とは思いましたが・・涙が溢れてしまいました~。 

Posted by: kaoritaly | 2005.10.03 at 11:16 PM

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