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2005.06.23

「姑獲鳥の夏」昭和ムードのミステリー!

 「姑獲鳥(うぶめ)の夏」(日本ヘラルド)は、京極夏彦原作による怪奇ミステリー小説の映画化!ある病院で起こった怪事件解決に、永瀬正敏堤真一など豪華キャストが結集しました!!

監督は、「ウルトラセブン」「怪奇大作戦」などの円谷プロ特撮作品を経て、「帝都物語」(88)「屋根裏の散歩者」(94)などを撮った実相寺昭雄
もうとにかく、おどろおどろしいタッチが持ち味の方ですから、今回の作品なんて、この人しかいない!って感じですよね。

多々登場する人物のなかでも、田中麗奈演じる雑誌編集者の女の子がカワイかった!
チェックのパンツと帽子にサスペンダーという、少年探偵団みたいなボーイッシュ・スタイルがいい!!
この夏は「容疑者 室井慎次」(05)でのキャリア・ウーマン役もあり、ますます楽しみな女優です。

で、この作品最大の見せ場はやはり、登場人物たちが集まった場での謎解きですね。
ポアロ、ホームズ、金田一など、ミステリー映画には欠かせないクライマックスといってよいでしょう。
古本屋店主でありながら陰陽師という京極堂が、憑き物落とし謎解きを同時進行させるという、ダイナミックな展開に興奮しました。

巧妙な人物配置と、怨念が絡み合う事件のからくりに、昭和ならではの人間臭さが漂います。
音楽が「怪奇大作戦」っぽいのも、同時代を知る私には懐かしき仕掛けでした。

公開は7月16日です。

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2005.06.21

「皇帝ペンギン」暑い夏にピッタリ!

 「皇帝ペンギン」(ギャガ)は、南極大陸で生命を育む皇帝ペンギンの姿を捉えた、驚異の自然ドキュメンタリー!フランスでは、「WATARIDORI」(03)「ディープ・ブルー」(04)を越えて大ヒットを記録した作品です!!

まぁとにかくペンギンがカワイイ!!!
なんかユニークなんですよねぇ。
でっかい体に小さな頭がチョコンと乗っかり、まるで2リットルのペットボトルのような形です。
それがドタドタ歩く姿は、マイケル・ジャクソンの周辺を固めるボディ・ガードみたいでしたよ。

映画は、あるペンギン集団の動きを1年間、追う形で進んでいきます。
その間に、繁殖のための過酷な旅に出て、その地で相手を見つけ、を大切に守り、子供を育て、またそれぞれの住みかへと別れていきます。

年に一度、皇帝ペンギンたちは、同じ時、同じ場所へと申し合わせたように集まり、知り合い同士は肩をたたきあうようなしぐさをします。
これは笑えました。

と、南極の自然風景の素晴らしさ!
あたり一面に宝石が輝くような、氷の世界です!!
「スター・ウォーズ」などで登場する謎の惑星のような、美しき別世界をたっぷりと見せてくれます。
近年の撮影技術の発達により、深海マイナス40度の世界など、映像で捉えることは不可能だった世界を見せてくれるのが、このタイプの作品の魅力ですね。
かつて見ていたTV「野生の王国」とは大違いです。
さらに、見ているだけで涼しくなり、暑い夏にはピッタリの作品です!

全国上映館&上映時間はこちら
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2005.06.05

「スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐」オープニングからスゴイわ!!

 「スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐」(フォックス)は、世界中のSF映画ファン待望の、シリーズ・ファイナル作品!全てのが解き明かされ、興奮の原点、ファースト・シリーズ1作目へと帰還します!!

ついに見ました!
とにかくオープニングからスゴイわ!!!
まるでクライマックスのごときスター・バトルが延々と続く続く・・・。
待ちに待ったこのムズムズ感を、スカーーーーーッ!!!と一気に解消してくれました!

今回も魅力的なキャラ&メカがあふれるように出てきて、もうそれだけで満足ですね。
なかでも、ドロイド軍団率いるグリーバス将軍が、ビックリドッキリメカのごとく、その場の状況に応じてカシャカシャと変形していく姿は、SF少年のオヤジごころを存分にくすぐってくれました。

そして、黒澤 明を敬愛するジョージ・ルーカスらしいシーンも発見です!
「隠し砦の三悪人」(58)を手本にしたであろう、グリーバス将軍とオビ=ワンのチェイス・バトルシーンは、そのスピード感殺陣が見事ですぞ!!!

ラスト近くになるにつれ、セット衣装風景までもがファースト・シリーズ1作目の雰囲気に近づいていきます。
これがなんともいえいない、感無量の気持ちにさせてくれましたね。
1作目でSF映画少年を虜にした感動の原点へ、27年間かけて戻ってくるこの喜びは、ただものではありません。
ピーター・カッシングが演じていた、モフ・ターキン総統らしき人物までチラリと登場しましたよ!)
何度でも見たい語りたい
「エピソード3」でした。

公開は7月9日!
先行ロードショーは7月2日、先々行は6月25日です!

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2005.06.01

「50回目のファースト・キス」これ、結構泣けます!

 「50回目のファースト・キス」(ソニー・ピクチャー)は、1日しか記憶がもたない女性との、毎日が恋のはじまりの二人を描いたラブ・コメディ「チャーリーズ・エンジェル」(00)のドリュー・バリモアと、「リトル・ニッキー」(01)のアダム・サンドラーが、「ウエディング・シンガー」(99)以来の共演で楽しませてくれます!!

おかしくて、せつなくて、ホロリとさせられました。
ラブコメとしては、数十本に1本!といってよいくらい、ステキな作品です。

ドリュー演じるルーシーは、痛ましい事故の後遺症によって、記憶1日しか持たない女の子。
その彼女に、あの手この手でラブアタックをしかけるのが、アダム・サンドラーってわけです。
彼女が毎日通る道路際で、車が故障したふりをしたり、強盗に襲われている芝居をしたり、笑いを誘うと同時に、この健気さに私は心を打たれましたね。

周辺に登場するサブキャラも、みんなヘンチクリンだけど心優しい人ばかり!
これがいい!!!

ようやく想いがヒロインに伝わり、ふたりは毎日新たな恋におち、ファースト・キスを何度も繰り返すのですが・・・。
とにかく記憶は1日ですから、ことはそう簡単にハッピーエンドとはならないわけです。
そこから二転三転、最後は結構泣かせてくれました
舞台がハワイというのも、この作品のもつ、陽気であたたかい雰囲気にピッタリです。

キスを繰り返すシーンは、まるで「ニュー・シネマ・パラダイス」(89)のラストシーンのような感動に包まれますよ。

公開は6月18日です。

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