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2005.03.27

「クローサー」マイク・ニコルズ監督の新作!

 「クローサー」(ソニーピクチャー)は、最高のキャストで描かれる、大人の恋愛ドラマ!

まず、キャストの凄さに驚きです。
「コールド・マウンテン」(04)のジュード・ロウ「スターリングラード」(01)で見せたお尻はツルツルでしたね)
「オーシャンズ12」ジュリア・ロバーツ(無事出産した双子ちゃんは元気かな?)
「スター・ウォーズ エピソード3」が待ち遠しいナタリー・ポートマン「レオン」(95)のころが懐かしいかも)

で、監督を見てさらにウレシイ悲鳴が!
マイク・ニコルズ監督ですよ!!
なんといっても、「卒業」(68)ですね。
サイモン&ガーファンクルの音楽、結婚式会場から逃げ出すラストの名シーンとともに、忘れられない名作です。

その他「ワーキング・ガール」(88)「心の旅」(91)など・・・。
とにかく大人の恋のドラマを描き続けてきた、という感があります。
もはや73歳!!
アメリカン・ニュー・シネマの到来とともに登場した監督が、超A級キャストの作品を、今だ現役で完成させてしまうことに感動です!

公開は5月21日です。
2年前に公開された、スー・チー主演の「クローサー」(03)と同名タイトルなのがややっこしいゾ。

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2005.03.26

「ブリジット・ジョーンズの日記」オープニングにやられました!

 「ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12か月」(UIP)は、レニー・ゼルウィガー主演最新作!前作でステキな恋人を見つけたブリジットが、さらに大きなハッピーを求めて、てんやわんやの大騒ぎです!

日本でも大ヒットした作品の第2弾です。
もうオープニングの楽しさにやられましたね。
まずはミュージカルの名作「サウンド・オブ・ミュージック」(65)のパロディから。
ロンドンの丘のうえで、ジュリー・アンドリュース登場シーンのごとく、太めのレニーが歌い踊ります。
これだけで笑いました。

続いてスカイダイビングのレポートシーン。
パラシュートが開いた瞬間に流れる曲は、「007/私を愛したスパイ」(77)の主題歌。
その曲の流れるシチュエーション、タイミング、さらには衣装まで、まさしく「私を愛したスパイ」そのもの。
いやぁ~、あの名シーンを再現してくれるだけで、コケコッコ!と言いたいくらい鳥肌が立ちましたよ。
(そういえば「TAXY3」(03)のオープニングも、このシーンのパロディでしたね。うん、あれもよかった!)

でもやはり、この作品の命はブリジット・ジョーンズの魅力です。
明るくて、そそっかしくて、超プラス思考で、目立ちたがりで、その他いろいろ。
日本でいえば、サザエさんみたいな感じでしょうか。
失敗もするけど憎めないってタイプです。

しかもこのキャラクターを見事に演じれるのがレニーの強みでしょ!
あの、梅ぼしを口にした瞬間のような、なんともいえない彼女の表情が最高です。
ニコール・キッドマンシャーリーズ・セロンにはぜったいできましぇん!!

なんだかんだ言ってもハッピーエンドになるのは見えているだけに、ゆったり構えて楽しめす。
(それなりに涙も誘われました。ホロリ)
カップルよりも、女性同士で見た方が楽しめるかもしれません。

「ブリジット・ジョーンズ きれそうなわたしの12か月」
全国上映館はこちら


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2005.03.20

「雨よりせつなく」田波涼子さん舞台挨拶行ってきました!

 「雨よりせつなく」(シネカノン)は、雑誌モデルとして多くの支持を得ている、田波涼子の映画デビュー作!仕事に生きるか、結婚を選ぶか。揺れ動く27歳のOLを、期待感のあるみずみずしさで演じます!!

先日、大阪シネリーブルの初日舞台挨拶へ行ってきました。
三連休初日のレイトショーにもかかわらず、ほぼ満席でしたよ。

モデルとしての彼女の姿は私、ほとんど知りません。
映画の主人公とは全然違う、舞台に登場した瞬間の華麗な雰囲気に驚きました。
映画デビューについては、
「モデルの場合は田波涼子自身のままなのに対し、映画の場合は自分自身と異なる主人公になりきってしまう、という経験ができて新鮮でした。自分にとって宝物となる作品です。」
とコメントされました。

やはりモデルですから、同じ日本人とは思えないほど長身小顔です。
が、手が大きい、というか指が長くて美しい、というのも意外な魅力でしたね。
大きな手をきれいなしぐさで動かしながら話しておられ、おじさんは思わず吸いこまれそうになりました。
今後の活躍にも期待しましょう!

彼女のお気に入りは、何故か何度も出てくる釣堀のシーンだとか。
なんでもないシーンなのですが、まるで映画が一息ついているような場面でした。

職場の男女がお互いに惹かれあっていくものの、なにかがひとつになりきれない。
最後のステップが互いに踏み出せない。
そんな男女のせつない姿に、リアリティーを感じました。

映像は静かで、アコースティックギターの音楽が心の芯まで心地よく響いてきます。
30前後の悩み多き男女におすすめです。

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2005.03.12

「ロング・エンゲージメント」美術と装飾に見とれました!

 「ロング・エンゲージメント」(ワーナー)は、「アメリ」(01)の監督&主演女優が再び生み出した、ミステリアスな愛の奇蹟を描く作品!ジャン=ピエール・ジュネ監督独自の、ファンタジースーパーリアルが融合してしまったような映像センスに、五感が全開しました!

1920年前後のフランス。
戦争で行方がわからなくなった恋人を探し出すため、オドレイ・トトウ演じるマチルダは、直感でパリへ向うが・・・。
といった物語です。

生き残った人達の証言や、まるで伝言ゲームのような情報、そして女の直感を頼りに、地獄と化した戦場の真実と愛の行方を探し出すプロセスが、かなりミステリアスでした。
また戦場シーンがスゴイ!!
砲弾の爆破音がドドドドドーーッ!と劇場を大きく震わせるほど、大音響で迫ります!!

でも、私にとって一番のみどころは、美術と装飾でした。
1920年前後のフランスを描く、ファッション、家具、小物、お菓子など、アンティーク小物ファンならいつまで見ていても飽きませんよ。
スローな職人技術が全編に光輝いてます!

小物に見とれて、ストーリーの詳細がわからなくなってしまったくらいです。
で、よけいにミステリアスに・・・。
オーッ!ガッデムッ!!

ジュネ監督らしい、繰り返される不思議なキーワードも相変わらず健在ですね。
犬のオナラ、空中に静止しているアホウドリ、手のひらの弾痕などなど。
この不思議世界が彼の魅力でもあります。

セピアの温かい世界に包まれた、1920年代のパリを感じさせてくれる、フランス映画の力作です!!

最後に。
ジョディ・フォスターが脇役で出演しているのにも驚きですが、過激なベッドシーンにはさらにビックリです。
なにか、見てはいけないものをみてしまったような感じがしました。

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2005.03.06

「コーラス」ヒントはこの映画?

 「コーラス」(日本ヘラルド)は、音楽によって生徒と教師の心がひとつになる、よき思い出のようなフランス映画です。「ニュー・シネマ・パラダイス」(89)「WATARIDORI」(03)など、少年の日々自然の営みにこだわり続けるジャック・ペランがプロデュースした感動作!!

今年度、米アカデミー賞の外国語映画賞にもノミネートされました。
(オスカー獲得には至りませんでしたが・・・。)
子供たちの歌声が美しく、そのシンプルな音楽に触れているだけで、心地よい気分になれます。

悪ガキの子供たちが、天使のように生まれ変わっていく美しさが最大のみどころ。
でも、もうひとつ。
この主人公に音楽を教える先生は、かつて作曲家を目指していたという設定です。
その若きころの夢を、子供たちとの交流のなかで再び育んでいく姿にも、夢を失いかけた大人に元気を与えてくれますよ。

映画を見ていて思い出しのは、アメリカ映画の名作「我が道を往く」(46)。
ビング・クロスビー扮するオマリー神父が、赴任した教会近隣の悪ガキたちにコーラスを教え、子供たちや老神父の心を甦らせていく、心温まる物語。
オマリー神父は、作曲家の道を捨てて神父になったという設定でした。
1945年アカデミー作品賞・主演男優賞など7部門を獲得したヒューマニズムあふれる名作です。

“ジャック・ペランのなかには「我が道を往く」(46)が息づいているのだろうなぁ”と考えるだけで、とても身近な心やさしき友人のように思えてしまいました。

フランスで大ヒットとなった作品が、いよいよ4月公開予定です。

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