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2005.01.09

「天井桟敷の人々」戦時下に生まれた純愛映画の名作!

「天井桟敷の人々」(ザジフィルムズ)は、1945年に初公開されたフランス映画の名作です。19世紀、芝居小屋が並ぶパリの下町を舞台に、ひとりの美しき女性をめぐって、さまざまな人間ドラマが展開します!

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映画史上のベストテンなどが企画されると、「第三の男」(52)や「2001年宇宙の旅」(68)などと並び、必ずといってよいほど上位に食い込む名作です。
日本での初公開は1952年
私は1981年のリバイバル時に見ました。

ガランスという美女をめぐり、役者、作家、伯爵など、さまざまな男性が入り乱れます。
が、ベースになるのはヒロインに淡い恋ごころを持ち続けるパントマイム俳優、バチストとの美しき純愛なのです。
ヒロインのは、純粋な男に惹かれつつ、時々の流れで他の男に揺れ動いていきます。
当時高校1年生の私には、優柔不断な女ごころが不思議でしたね。

今もなお驚くのは、この作品が第ニ次世界大戦中、ドイツ占領下のフランスで製作されたことです。
3年がかりだとか。
映画づくりに携わった人達は、映画を作り続けるということで反抗を示し、自分達のもつ表現力を精一杯に出しきったのでしょう。
命がけで上映時間3時間15分もの大メロドラマを作ってしまう。
公開できるかさえ確証がないのに。
このアーティスト魂はスゴイですよ!!

「天井桟敷の人々」は、
占領という追い詰められた状況下だからこそ生まれた、映画史に残る傑作です!!

1月15日より、シネリーブル池袋にて公開。
2月下旬より、シネリーブル梅田にて公開。

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