« December 2004 | Main | February 2005 »

2005.01.30

「ターミナル」ジブリがヒントかも?

 「ターミナル」(UIP)は、トム・ハンクス主演&スティーブン・スピルバーグ監督のヒューマン・ドラマ
スビルバーグ監督らしい、やさしさユーモアに満ちたドラマです。

訳あって空港から一歩も出れなくなってしまった男の物語。
言葉もルールもわからないものの、誠実に生きることで、友達を見つけ、仕事を見つけ、恋の相手さえ見つけます。
途中、なんとなく「千と千尋の神隠し」(01)に似ているなぁ~と感じました。

主人公が異空間に入りこんで生きる力を発揮していくあたり、ひょっとして「千と千尋の~」からヒントを得て生まれたのでは?と思わせます。
ちょっと意地悪な空港保安局長が、湯ババってところですね。

基本的に、いい人ばかりが登場するので、最後までとても気持ち良く見れました。
特にトム・ハンクス演じる主人公が、とても素直で誠実でユーモラス!
「フォレスト・ガンプ」(95)路線の、トム・ハンクスにぴったりの役柄だと思います。

随所に感動的なエピソードが散りばめられ、キャサリン・ゼタ・ジョーンズも珍しく美女に見えました。
主人公が一生懸命に作り上げた噴水の前で、キスをするシーンがいいですねぇ!!
照れ屋のスピルバーグ監督、せいいっぱいのラブシーンですよ。
この控えめなところが可愛い!

次回作は「宇宙戦争」トム・クルーズ&スピルバーグのコンビです。
SFはクルーズ、ヒューマン・ドラマはハンクス、と使い分けているような・・・・。
いずれにしても、最早30年にわたって新作を楽しませてくれているスピルバーグ監督に、感謝です!!!

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2005.01.28

「Ray/レイ」母との交流場面がいい!

 「Ray/レイ」(UIP)は、昨年この世を去った天才ミュージシャン、レイ・チャールズの生涯を描いた伝記映画!
で世界の全てを感じたからこそ生まれた名曲たちと、破天荒な生き方に、感動と衝撃の2時間30分です!!

レイが視力を失ったのは、7歳のころ。
映画のところどころで、失明前後の母との交流が挿入されます。
このシーンがどれも抜群にいい!!

極貧ながらも、“嘘をついてはいけない”という生き方の基本を教える場面。
失明していくレイに、これからの心得を教える場面。
“ニ度目までは助けてあげるけど、三度目は絶対に手を貸さない。それが世間よ”と言い聞かせます。
助けを求めて泣きじゃくる幼いレイを目の前にして、涙を流しながらじっと耐える母の場面などなど・・・。

音で世界をありのままに感じることができるようになるシーンは、震えるほど感動しましたね。

我が子を想う母の強い愛情に、見ているこっちも涙の連続でした。
母とのシーンがこの作品の命です。

50年代~60年代のライブシーンの映像に、古いフィルムの質感を感じさせる映像処理を施すなど、きめ細かく作られた力作です。
アカデミー主演男優賞は、ジェイミー・フォックスにとってほしいなぁ。

いよいよ1月29日公開
全国上映館&上映時間はこちら。
大阪・関西地区
東京・関東地区
名古屋・東海地区
北海道地区
九州地区

| | Comments (0) | TrackBack (2)

「オペラ座の怪人」もっとノミネートされてよ!

 「オペラ座の怪人」(ギャガ)は、超ゴージャスな哀しき愛のミュージカル・オペラ
サントラを聞いているだけでも、試写で見た興奮が甦ります!!

全国上映館&上映時間こちら

米アカデミー賞では、美術賞、撮影賞、歌曲賞という、まっ、当然でしょうという3部門ノミネートされました。
でも主演女優作品賞など、主要部門でのノミネートがないのは、ホンっっっっっっっトに残念です!!!
“なんでやね~ん!!!”と叫びましたよ。
これもファントムの哀しい宿命でしょうか。

映画用に新たな曲が加えられ、舞台では味わえなかった映画ならではの臨場感を楽しんでください!!

「オペラ座の怪人」興奮気味の関連記事は、こちら

| | Comments (0) | TrackBack (2)

2005.01.24

「ホワイト・ライズ」女優も男優もキレイ!

 「ホワイト・ライズ」(日本ヘラルド)は、美しい雪のシカゴを舞台に繰広げられる、大人の恋愛ドラマ
好きな人に近づくために仕掛けた小さな嘘が積み重なり、男女の愛をもつれさせていきます。

互いにをからませ、ちょっと生々しい恋愛のリアルな一面を見せてくれる物語ですが、主要キャストは男女とも全員見とれるほどキレイでした!
ファンにはたまりませんよ!!
「パールハーバー」(01)のジョシュ・ハートネット
「トロイ」(04)でヘレン役を演じたダイアン・クルーガー
同じく「トロイ」でブラピの恋人になる役を演じたローズ・バーン
「スクービー・ドゥー」シリーズマシュー・リラードなど。

私のお気に入りはやっぱ、ダイアン・クルーガーですね。
(相変わらずお美しい!!)
撮影の順番では「トロイ」の前の作品だとか。
今回はダンサー役で、わずかですがダンスを披露する場面もあります。
彼女、もともとロンドンのロイヤル・バレエ学校出身。
その後モデル、そして女優へと進んだ経歴の持ち主ですから、ダンスシーンも実に可憐です。
3月公開予定新作「ナショナル・トレジャー」にも出演しています。

がテーマでもあるこの作品、面白い仕掛けもたくさんありました。
室内セットや小道具にが多様され、画面の一部にデジタル処理で他の映像を組み込むなど、ホントウソがあちこちに組み合わされ、ドラマはよりミステリアスに!

このドラマの共感できるかどうか!
それは、男女間でも異なるそうです。
男性客には理解できないケースが多いそうですよ。(私もそうでした)
みんなどうなのかな?

大阪では2月に公開予定。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2005.01.23

「僕の彼女を紹介します」涙がダァーーーーッ!

 「僕の彼女を紹介します」(ワーナー)は、魂の語りで映画が始まるラブ・ファンタジー
最後はが滝のように、ダァーーーーッとマッハで流れ落ちました。

「猟奇的な彼女」(03)「ラブストーリー」(04)に続く、クァク・ジェヨン監督作品。
この監督の勢いはどこまでいくのだろうか!
私にとってはますますよくなってきます。

手錠でつながったまま着替える場面やどしゃぶりの雨の場面など、いつもながら微笑ましいシーンの連続です。
この、恋人同士という線引きがされているのかいないのか、ただなんとなく好きというだけで繋がっている頃の男女というのが、いいんですねぇ。
心を通わせていく場面ではセリフを使わず、音楽だけで構成する作り方も、印象的です。
そのあたりが心に響いたからか、後半はコンコンと涙があふれ続けました。

ハリウッドのラブコメものは最近パッとせず、このジャンルではクァク監督作品が今一番期待できます。
そして期待に応えてくれるからウレシイ!!!

映画のような出来事が実際にあるかどうかは別として、
“こんなことがあったらいいなぁ”“こうだったらいいなぁ”
ということを素直に映画にしてくれます。

クァク・ジェヨン監督作品には、そんな優しさが感じられて、とても良い気分で泣かせてくれます。
次回作も楽しみです。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2005.01.22

「マイ・ボディガード」こんな街もあるんだ!

 「マイ・ボディガード」(松竹)は、落ちぶれた男が少女との出会いで新たな命を取り戻す、バイオレンス・アクション!少女のため、捨て身で闇組織に挑むデンゼル・ワシントンの生きざまに震えました。

テキサス州エル・パソが舞台ですが、もうメチャクチャ治安が悪い!!
アメリカに、こんな街もあるんですね。
60分に1件の割合で、身代金目当ての誘拐が起こるそうです。
裕福な家庭の子供は狙われやすく、外出時の専属ボディガードを雇います。
「アイ・アム・サム」(02)で涙を誘ったダコタ・ファニング演じる少女を守るのが、デンゼル・ワシントンというわけです。

誘拐組織を追い詰めるデンゼルの過激な行動は、まさに毒を持って毒を制すという展開です。
容赦なく激しい拷問にかけ、関係者を次々に抹殺していくところに、近年のアメリカの恐さを感じました。

ただひとつ、とてもいい感動的な場面があります。
水泳のレースに勝つため、デンゼルがコーチとなって練習を重ねていくシーンです。
人と接することが苦手な大男と、友達がほしい少女、この二人がスポーツを通じて心を通わせていきます。
とても心が温まる、いい場面でした。

あとは恐怖貧困に満ちた街と、死をも恐れぬ狂気のようなアクションが、渇いた映像の渦となって襲い掛かってきます!
「トゥルー・ロマンス」(94)以来、硬派なアクションを楽しませてくれるトニー・スコット監督の最新作!!
クリストファー・ウォーケンミッキー・ロークなど、男っぽさがプンプン漂う渋いキャストが揃ったアクションの力作です。

| | Comments (0) | TrackBack (1)

2005.01.18

「エイリアンvs.プレデター」かっこいいです!

 「エイリアンvs.プレデター」(フォックス)は、SF映画史上の最強悪役キャラクターが激突した作品!!
「バイオハザードⅡ」(04)を降板してまで全力投球した、ポール・W・S・アンダーソン監督渾身のクリーチャー・バトルムービーです!!

プレデター一族の若者が、一人前のハンターになるための儀式みたいなものを地球で行ない、そこに人間が巻きこまれるというストーリーです。
で、地球には三人の若き(かどうかはわかりませんが)プレデターが降り立つわけです。

三人のリーダー格となるプレデターが、メチャメチャかっこいい!!
彼らの敵はエイリアンであって、人間ではないんです。
でも、エイリアン人間だろうがプレデターだろうが、容赦なく顔面にへばりつこうとします。

人間はほとんど餌食となり、残ったヒロインがプレデターに救いを求めます。
そのプレデターは、簡単な武器をちゃちゃっと作ってヒロインに渡し、無言の友情を示す。
で、“俺についてこい!”とばかりに、振り向いて走り出す。
いやぁ・・・、もうジ~ンときちゃいました。
かっこいいじゃないっすか!!

フェイスカバーを外すと、ひょっとこのような顔ですが、やっぱり男は顔じゃないです。
(でも、カバーは外さないほうがいいな。)
クール無口で、むやみに生き物を殺さない、男気たっぷりのプレデターに惚れ直しましたよ。
(ま、そもそも男なのかどうかもわかりませんが)

あれは無言だからいいんでしょうね。
おしゃべりなプレデターや、キザなプレデターなら、ちょっとイヤです。
儀式を重んじる姿に、サムライ・スピリットのようなものを感じました。

直接対決のバトルにも、もちろん燃えました。
が、なによりプレデターのキャラクターが、この作品にきれいな血を注いでくれています。
パートⅡも期待できそうです!!

| | Comments (0) | TrackBack (1)

2005.01.16

「セルラー」久々のキム・ベイシンガー主演作!

 「セルラー」(日本ヘラルド)は、「LA.コンフィデンシャル」(98)でアカデミー助演女優賞を獲得したキム・ベイシンガーの主演最新作!!
突如監禁されるという、現代社会に潜在する恐怖を描くサスペンスです!!!

キム・ベイシンガーの主演作は久しぶりです。
「8Mile」(03)での、エミネムの母親役が最後の記憶です。
確か、いきなりHシーンという、衝撃的な登場でした。

「LA.コンフィデンシャル」の後、さらに大ブレイクするかと思っていたものの、何故か逆にスクリーンから遠のいてしまったんですよね。
なんでだろう???
初めて注目したのは、野球映画の「ナチュラル」(84)です。
謎の美女というミステリアスな役柄でした。
その後も「ナインハーフ」(86)「ゲッタウェイ」(94)など、タフさ妖艶さを自在に醸し出すフェロモン系女優として、楽しませてくれました。
でも、私にはちょっと恐いタイプの女性です。
近寄りがたいものがあります。(といっても近づけませんが・・・)

今回はタイトルから察する通り、電話を小道具にしたサスペンス
ベイシンガーは、夫・子供と暮らす高校教師という役どころで、まだまだお色気を振りまいてます。
大作ではありませんが、ゾクゾクと楽しめる小粒の逸品です。

2月公開予定。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2005.01.15

「ゴジラ ファイナル ウォーズ」K-1より燃えた!

 「ゴジラ ファイナル ウォーズ」(東宝)は、ゴジラ生誕50周年にして最終作品
ゴジラ映画快感のツボを押さえつつ、過去49年にはない、バトル・ムービーになりました!!

とにかく戦いっぱなしでしたね。
怪獣vs.怪獣人間vs.エックス星人のバトルが延々と続くパワー、スピード感に圧倒されました。
でもやはり、みどころはゴジラです!!!
街に現れて破壊していくシーン、熱戦をゴォーーーーッ!と吐くシーンなど。
(宇宙空間まで熱線がブッ飛んでいくところなんか最高です)
いつ見ても子供のころと同じ興奮が体内にメラメラと湧き上がってきます。

ラストに登場した無敵の宇宙怪獣、モンスターXとのバトルにゃあ、年末のK-1より燃えましたよ!(曙も見習ってほしいゾ)
他の怪獣では、ラドンが飛んでいるシーンで、背景画面がブルブル震えるというスピード感の表現が気に入りました!
カマキラス、アンギラス、モスラ、ガイガンなど、70年代以前の怪獣が中心なのもウレシイ!!
ミニラには笑っちゃいましたけどね。

「インディペンデンス・デイ」「マトリックス」「スター・ウォーズ」など、ハリウッドSF大作の記憶を掘り起こすような場面がザクザク登場しますが、まぁ最後だからそれもいいじゃないっすか!

もう、ただひたすらに体力を消耗させてくれる作品でした。
たぶん、次もあるだろうな・・・。
やっぱり、おもろいもん。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2005.01.13

「THE JUON/呪怨」目をそらして見てました!

 「THE JUON/呪怨」(日本ヘラルド)は、日本でも大ヒットしたホラー映画のハリウッドリメイク作品
かかったお金は数十倍になり、製作費に応じて恐怖のリアリティも超レベルアップです!!

家にまつわる呪いを描いた物語。
もう、とにかくドキドキ場面の連続で、両手で耳を押さえつつ、薄目で見なけりゃ絶えられないような場面の連続でした!
それでなくても寒い季節なのに、ビクビク震えながら見てましたよ。

オリジナル版と決定的に違うのは、事件の真相が明確に語られていることです。
そこはやはりハリウッド作品、謎を残したままジ・エンドというのは許されないようですね。
作品にかける、影に隠れた投資サイドの強い権限を感じさせます。

なので、かなりわかり易い仕上がりです。
キャストでは、英語を堪能に喋る刑事役で登場する、「AIKI」(02)の石橋 凌がカッコイイ!
彼の登場で、映画のトーンがガラリと変わり、物語がますます面白い方向に展開します。

全米2週連続ナンバー1ヒットとなったこの作品。
監督はオリジナル同様、清水 崇で、日本公開版は7分長いディレクターズカット版になっています。
ラストはハリウッド作品らしく、派手な恐怖シーンが怒涛のごとく襲い続けますよ!!

公開は2月の予定です。

| | Comments (0) | TrackBack (1)

2005.01.10

「ネバーランド」今回はどんなピーター・パン?

 「ネバーランド」(東芝エンタ)は、作家と少年の、心の交流を描いた優しい作品!
生きる道しるべを見つけ出す心の旅のなかで、名作「ピーター・パン」が誕生していきます!

戯曲「ピーター・パン」、ロンドンでの初演は1904年だそうです。
それから100年が経ち、アニメ版「ピーター・パン2」(02)や実写版「ピーター・パン」(04)など、関連作品の公開が続いています。
ちなみに初の映画化はなんと!1924年です。
(どんなピーターパンだったのだろう)

私のような40歳前後の世代にとって、「ピーター・パン」といえば、やはりディズニーアニメです。
(か、榊原郁恵さんの舞台版ですな)
ところが!
意外にこのアニメ映画を見ている人は少ないんです。
初公開は1955年で、テレビ放映も最近までなく、もちろんビデオなどありませんでした。

では、なぜ強烈な印象があるのか。
アニメ映画をもとにした、ディズニー絵本紙芝居の記憶が強烈なのです。
兄弟たちが両手を広げてロンドンの夜空を飛ぶ場面、口を開けたワニの上でフック船長が両足を広げる場面、などなど・・・。
名場面の数々を挿絵で見ているはずが、記憶はまるで動画になっています。
まさにイマジネーションの世界ですね。
紙芝居に付いていた、ソノシート(ピニール製のペラペラのレコード)のおかげかもしれません。

今回はこのイマジネーションにあふれた物語の、誕生秘話を描く物語。
「ピーター・パン」の生みの親である劇作家ジェームズ・バリを、ジョニー・デップが演じます!!
そしてそして、もちろん今回もピーター・パンが登場しますよ!
演じるのは「トレインスポッティング」(96)に出ていたケリー・マクドナルドです。

各映画賞にもノミネートされている「ネバーランド」、公開は1月15日です。
全国上映館&上映時間はこちら。
大阪・関西地区
東京・関東地区
名古屋・東海地区
北海道地区
九州地区

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2005.01.09

「天井桟敷の人々」戦時下に生まれた純愛映画の名作!

「天井桟敷の人々」(ザジフィルムズ)は、1945年に初公開されたフランス映画の名作です。19世紀、芝居小屋が並ぶパリの下町を舞台に、ひとりの美しき女性をめぐって、さまざまな人間ドラマが展開します!

main001


映画史上のベストテンなどが企画されると、「第三の男」(52)や「2001年宇宙の旅」(68)などと並び、必ずといってよいほど上位に食い込む名作です。
日本での初公開は1952年
私は1981年のリバイバル時に見ました。

ガランスという美女をめぐり、役者、作家、伯爵など、さまざまな男性が入り乱れます。
が、ベースになるのはヒロインに淡い恋ごころを持ち続けるパントマイム俳優、バチストとの美しき純愛なのです。
ヒロインのは、純粋な男に惹かれつつ、時々の流れで他の男に揺れ動いていきます。
当時高校1年生の私には、優柔不断な女ごころが不思議でしたね。

今もなお驚くのは、この作品が第ニ次世界大戦中、ドイツ占領下のフランスで製作されたことです。
3年がかりだとか。
映画づくりに携わった人達は、映画を作り続けるということで反抗を示し、自分達のもつ表現力を精一杯に出しきったのでしょう。
命がけで上映時間3時間15分もの大メロドラマを作ってしまう。
公開できるかさえ確証がないのに。
このアーティスト魂はスゴイですよ!!

「天井桟敷の人々」は、
占領という追い詰められた状況下だからこそ生まれた、映画史に残る傑作です!!

1月15日より、シネリーブル池袋にて公開。
2月下旬より、シネリーブル梅田にて公開。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2005.01.08

「ボーン・スプレマシー」走り続けてた女の子だ!

 「ボーン・スプレマシー」(UIP)は、記憶を失った元CIAエイジェントが、追い詰められていくサスペンス・アクション
1月22日公開「オーシャンズ12」が控えている、マット・デイモンの最新作です!!

「ボーン・アイデンティティー」(03)に続くシリーズ第2作で、全米では2004・年間興収ランキングで7位となる大ヒットでした!
全米でのマット・デイモン人気が伺えますね。

一作目に続き、主人公ジェイソン・ボーンの恋人役として登場するヒロインは、フランカ・ポテンテです。
失礼ながら、名前を聞いても誰かわかりませんでした。
「ラン・ローラ・ラン」(99)でベルリンの街を走り回っていた女の子、と聞いてすぐにわかりました。
あの、赤い髪の毛を振り乱していた人ですね。
すごく男っぽい役だったので、なんだか全然印象が違います。
ジェイソン・ボーンのシリーズでも、やっぱり走りまわってほしかった

元CIAが主人公のサスペンス・アクションという、どちらかといえば地味な題材ながら、1~2作目とも全米大ヒットとなったこの作品。
公開は2月11日です。

| | Comments (0) | TrackBack (4)

2005.01.07

「カンフーハッスル」彼は誰だ!

 「カンフーハッスル」(ソニーピクチャー)は、貧民街に身を隠したカンフーの達人たちが立ちあがる、爆笑アクションです!
“ありえねー”技を描くCGもスゴイが、本物のカンフーアクションを見せるおっちゃんやおばちゃんもスゴイ!!

ひとり、とっても気になる人物がいました。
いつもズボンをずらして、お尻が半分はみだしている、無表情のだらしない男です。
で、カンフーの達人でもなく、単に貧しい住民のひとりなんですね。
画面の奥でしゃがんで用をたしていたり(つまり、うんちです)、相手を固まらせるような妙なセリフを発したり・・・。
大きな見せ場はないのですが、メチャメチャ気になりました。
しかも脇役ながら、最初から最後まで、チョロチョロと出演しています。
あれは誰なのだろう?

そういえばこの男、
「少林サッカー」(02)でも、映画の冒頭、饅頭屋の前で突然歌って踊り出すという、へんてこりんな男を怪演していましたよ。

チャウ・シンチー作品の常連なのかもしれませんね。
名前経歴も全く知りませんが、妙に気になるあの俳優。
過去のシンチー作品を見て、あの風貌をぜひチェックしたいものです。

「カンフーハッスル」全国上映館&上映時間こちら

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2005.01.05

「オペラ座の怪人」この監督に、一体何が!

 「オペラ座の怪人」(ギャガ)は、今もロングランされている、アンドリュー・ロイド=ウェバー作曲による傑作ミュージカルの映画化!
場内に響く名曲の数々に、全身がしびれるような感動に襲われました!!

監督は、「バットマン・フォーエバー」(95)などのジョエル・シュマッカー
製作段階で彼が監督だと知ったときは、作品の出来映えをかなり心配しました。
ジョエル・シュマッカーといえば、どんな作品もとにかく無難に収めてしまう、という印象が強かったからです。
「評決のとき」(96)「依頼人」(94)「9デイズ」(02)などは最たるものです。

ところがところが・・・。
最近のシュマッカー監督はすごいんです。
「フォーン・ブース」(03)での都会派サスペンス「ヴェロニカ・ゲリン」(04)での社会派ドキュメント・ドラマなど。
これまでつっかえていた何かが突き抜けたように、いずれも素晴らしい出来映えなのですよ!

そして「オペラ座の怪人」です。
なんでも監督する、という点はこれまでと同様ですが、ミュージカル・オペラというジャンルの作品を見事に成功させています。
かつてロイド=ウェバーの「ジーザス・クライスト・スーパースター」(73)を監督した、ノーマン・ジュイソンのような風格が出てきました。(ジャンルが多岐にわたるという点で、似た監督です)

舞台に感動した人も、舞台がイマイチだった人も、舞台を見ていない人も、ぜひこのゴージャスな雰囲気を味わっていただきたい!
いよいよ1月29日公開です。

| | Comments (0) | TrackBack (2)

2005.01.04

「TAXI NY」監督の次回作が気になります!

 「TAXI NY」(フォックス)は、全身に響き渡るスピード感が魅力のアクション作
マンハッタンの街を、フォード型タクシーと2台のBMWが激走します!!

刑事タクシードライバーがコンビを組み、強盗団を追跡するというストーリー。
フランス映画「TAXi」(98)のハリウッドリメイク作品です。

監督はティム・ストーリー
う~ん、初めて聞く名前です。
ラップ・アーティストを目指していたものの、グループのメンバーが射殺されたことでその道を断念し、映画製作の道へ転換したそうです。
これまた変わった経歴ですな。

気になったのは、この方の次回作がマーベル・コミックの「ファンタスティック・フォー」だということです。
この映画化の話は、10年以上前から出ています。
ず~~っと製作中で、全然動きが見えなかったのですが、ようやく2005年のフォックス作品としてリストアップされ始めました!
全米で7月1日公開予定だそうです。
(ポスター写真はこちら

ゴム人間、岩石男、透明になる女性など、特殊能力を持った4人のチームによる、ヒーローものです。
「Mr.インクレディブル」(04)の原点といえる作品です。
60年代後半にアメリカでアニメ化され、日本では「宇宙忍者ゴームズ」というタイトルで放映されていました。
このアニメ、大好きでしたね。
とくに、岩石男が殴りかかるときに発する、“ムッシュバラバラ~!”という意味不明の言葉がたまりませんでした。

その初映画化を監督するのが、「TAXI NY」ティム・ストーリーというわけです。
「ファンタスティック・フォー」も、都会を舞台にしたアクションであることは間違いありません。
まずはアクション・シーンの描き方に注目して、「TAXI NY」を楽しみましょう!!

公開は1月8日です。
全国上映館&上映時間はこちら。
大阪・関西地区
東京・関東地区
名古屋・東海地区
北海道地区
九州地区

| | Comments (0) | TrackBack (1)

2005.01.03

「Ray/レイ」あの作品を越えれるか!

 「Ray/レイ」(UIP)は、昨年惜しくも亡くなった歌手レイ・チャールズの真実を描く、感動のヒューマン・ドラマ。
主人公レイを演じるのは、「コラテラル」(04)のジェイミー・フォックス
早くもその名演が、ゴールデングローブ賞の候補にあがっています!!

監督は、テイラー・ハックフォード
そう、懐かしき「愛と青春の旅だち」(82)を監督した人です。
1983年のお正月映画として公開され、大ヒットしました。
私も当時、満員の映画館で、なぜか男友達と二人で見た記憶があります。(さみしぃ~!)
主演のリチャード・ギアが日本でブレイクしたのも、これが最初でしたね。

この監督、その後もさまざまな作品を送り出すのですが、キャッチコピーはいつも、
“「愛と青春の旅だち」の~”から変化がないんです。
もはや20年以上経過していますよ!

確かに、“「ラ・バンバ」の~”も、“「ディアポロス」の~”も、“「黙秘」の~”も、しっくりこない!!
で結局、“「愛と青春の旅だち」の~”となってしまうわけですね。
もうそろそろ、あの作品を越えてほしい!!!!
いや、越えねばなりません!!

今回の「Ray/レイ」は、完成までに15年間の月日を要した、ハックフォード監督執念の作品です。
本人や関係者に膨大なインタビューを行ない、完成した脚本は点字化され、レイ本人のチェックも受けています。

“わが心のジョージア”“エリー・マイ・ラブ”など、喜びと苦痛が入り混じるような歌声で魅了したレイ・チャールズ
その生涯の真実を描く伝記映画!!
ハックフォード監督の底力に期待しています!!!
公開は1月29日です。

| | Comments (0) | TrackBack (2)

2005.01.02

「北の零年」この小百合さんは見てみたい!

 「北の零年」(東映)は、明治初期の北海道を舞台に、厳しい自然と闘いながら生きていかねばならなかった人達を描く、愛と宿命の大河ドラマ
主演は吉永小百合「ラストサムライ」(03)の渡辺 謙、監督は「世界の中心で、愛をさけぶ」(04)の行定 勲という、今最も強力なメンバーによる作品です。

なんと、吉永小百合さん111本目の作品です。
公開時の記憶があるのは、1975年の「青春の門」あたりからですね。
早や30年!
このフィルモグラフィーを見ただけで、数々の時代が目の前をかすめていきます。

でも、以外に小百合さんの映画は見ていないんですよね。
作品リストをざっと見ても、封切り時に劇場へ足を運んだ作品はほとんどありません。
唯一、何度も見た作品は「細雪」(83)です。
花の香りがするような、とても美しい作品でした!

「北の零年」の小百合さんは、久しぶりに見てみたい!!
予告を見ているだけで、その大作感がビンビン伝わってきます。
なかでも大島ミチルの壮大な音楽が心に深く響き、予告だけで感動しちゃいました。
ちょっと「コールド マウンテン」(04)みたいだったけどね。

久しぶりに東映らしい、大作の風格を持つ作品!
公開は1月15日です。 

| | Comments (0) | TrackBack (1)

「カンフーハッスル」かつてない爆笑カンフー!

 「カンフーハッスル」(ソニーピクチャー)は、黒服ギャング集団と、貧しい生活に埋もれる達人集団との“ありえねー”戦闘を描いた、超爆笑型カンフーエンタテインメントです!
「少林サッカー」(02)を監督・主演したチャウ・シンチーが、今度はカンフーアクションに挑みます!!

1月1日公開なので、早速いってきました。
とりあえず、ストーリーはどうでもいいんです。
カンフー映画の魅力は、“カンフーシーンが面白い”こと。
これに尽きます!
その期待には、十分こたえてくれますよ!

漫画「ドラゴンボール」を実写化したらこんな感じだろうな、と思わずにいられない、“ありえねー”シーンの連続!
奇声の波動で敵をぶっ飛ばすおばちゃんや、弾丸を指でつまむおっさんなど・・・。
“面白くするためにはどうすればよいか”という工夫が、数々の笑劇映像として襲いかかってきます。
もちろん、CGだらけです。

でもそれでいて、体の動きはしっかりしたカンフーアクションなのです。
“ありえねー”とわかっていても、見ているこちらは力が入ります。

チャウ・シンチーは、ブルース・リーにあこがれていたそうですね。
「少林サッカー」でも、ゴールキーパー役の男に「死亡遊戯」(78)風のブルース・リー衣装を着用させていました。
そのあこがれが、この作品の原動力になっています。
純粋なカンフーアクションでもなく、ジャッキー・チェンのようなコミカルアクションでもない。
奇抜なキャラクターをショッカー軍団のごとくぞろぞろ登場させ、瞬間的なパワーをCGで増幅表現して楽しませる、チャウ・シンチー独自のエンタテインメントです!
こりゃもう、楽しまなきゃ損です!!

それにしても、アクション・シーンと、それ以外のシーンとの落差がこれほど激しい作品も珍しい。
劇場の空気が全然違いましたね。
観戦タイムと休憩タイム、いわば、阪神タイガース攻撃時の激しい応援タイムとひとときのくつろぎを感じる守備タイムのような、そんな感じなのです。
かつて、ジム・キャリー「マスク」(95)を見た時(えっ!もう10年前!!)も、そんな雰囲気でした。

こんな映画はみんなで見たい!
爆笑シーン満載の作品です。

字幕版 全国上映館&上映時間はこちら。
大阪・関西地区
東京・関東地区
名古屋・東海地区
北海道地区
九州地区

| | Comments (0) | TrackBack (5)

« December 2004 | Main | February 2005 »