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2004.10.17

「モンスター」哀しい愛のロードムービー!

 「モンスター」(ギャガ)は、連続殺人によって米初の女性死刑囚となった、アイリーンの実話を描く衝撃的作品シャーリーズ・セロンはその美貌を崩し、原型不明といってよい体当たり演技で、見事にオスカーを獲得しました。

実に見ごたえのある作品でした。
主人公はふたりです。幼い頃からレイプを受け続けて誰も信じられなくなったアイリーンと、家族や友人から見放されてしまった少女セルビーです。行き場を失ったふたりが互いに引かれ、を描いてへ出るものの・・・といった物語です。

実話ということがわかっているだけに、見ていて本当にツライものがありました。行きつく先は破滅しかないとわかっている、哀しい愛のロードムービーでしたね。結局は、彼女達に接してきた大人たちが、ふたりの生きざまを決定づけてしまったようなものです。大人の身勝手な行動が、これほどまでにむごい運命を背負わせてしまうわけですから。

アイリーンのこの言葉が鮮烈に涙を誘いました。
“すべての罪に、許される道があるなら・・・”

シャーリーズ・セロンもいいけど、セルビーを演じたクリスティナ・リッチも名演です。
監督は女性のパティ・ジェンキンス。主人公たちの激しい愛葛藤の微妙なかけひきは、女性監督ならではの感性を見せてくれました!

ズッシリと心に残る作品です。

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Comments

良かったです・・・
これほど涙が出てしまったのは久しぶりのことでした。
女性監督作品はやっぱりいいなぁ~

Posted by: kossy | 2004.10.19 at 09:15 AM

kossyさん、コメントありがとうございます。
ほんと、男性監督だったらこのような作品にはならなかったでしょうね。
二人の女性の出会いと別れという、愛の物語だけに余計に哀しくなりました。
「真夜中のカーボーイ」「スケアクロウ」「テルマ&ルイーズ」といった、破滅型ロード・ムービーを思い出しました。

Posted by: 古山喜章 | 2004.10.19 at 10:43 PM

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