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2004.09.11

「トゥー・ブラザーズ」世界が泣いた!!

 「トゥー・ブラザーズ」(日本ヘラルド)は、少年と子トラの、涙あふれる友情の物語!かつて「子熊物語」(89)で世界中の映画賞を獲得したジャン=ジャック・アノー監督が、ふたたび動物を主人公にした作品に挑みました!!兄弟トラの哀しい運命、少年と子トラの出会いと別れなど、気持ちいいほどが流れます!

 トラといえば獰猛な動物です。子トラといえども同様です。しかもその子トラが成長していきます。ドラマも素晴らしいのですが、“一体どうやって撮影したのだろう?”と思わずにはいられません!

 撮影に使われたトラは、なんと30頭!うち18頭子トラだったそうです。長い撮影期間中、常に子トラを確保するのが大変!この条件をクリアするため、世界中の動物園での子トラ誕生情報妊娠情報に、アンテナをはっていたそうです。(まいりました!)

 さらに大変なのは、撮影すること。トラは思うように動かないし、危険も伴います。30頭のトラの性格を理解し、各場面にベストタイガーをキャスティングしたのは、世界的トレーナー、ティエリー・ル・ポルティエです。「グラディエーター」(00)で、ラッセル・クロウがトラと戦う名シーンの調教を担当しました。少し古いところでは、「ロザリンとライオン」(90)のライオンも担当しています。しかもこの作品の主人公ロザリンとは、同じく調教師である、ポルティエの妻のこと。自分の妻の半生を下敷きにして、企画した作品だったのです。(スゴイ夫婦ですなぁ)

 トラは、人間による自然破壊商業主義によって激減しています。世界に存在する数は、20世紀初頭に約10万頭だったのが、現在は約6千頭にまで減っているとか。そもそもトラは、食物連鎖の頂点に立つ“キーストーン種”であり、その地域の自然を守る王様なのですね。(トラ保護関連情報はこちら

トラを守ることが、そのエリアの自然を守り、あらゆる生命を守ることに繋がります。
「トゥー・ブラザーズ」からは、そんな声も聞こえてきますよ。

公開は9月18日!
全国上映館はこちらから。

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