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2004.09.18

「アラモ」ブッシュ・アメリカの原点を見た!

 「アラモ」(ブエナビスタ)は、テキサス州独立のために戦いつづけた《真実の13日間》を描きます!主演は「デイ・アフター・トゥモロー」(04)など、正義感の強いお父さんがよく似合う、デニス・クエイドです。が、美味しい役どころは「バーバー」(02)のビリー・ボブ・ソーントンが演じていました!

 1836年、メキシコ軍の進行を阻止するため、死ぬまで戦いつづけた場所が、“アラモ砦”です。数千名のメキシコ軍に対し、立ち向かうのはわずか200名足らず。全員戦死です。しかも軍人ではなく、民衆です。見ていて目を背けてしまうほど、悲惨な戦いでした。

“アラモを忘れるな!”と叫びながら、遅れて到着した援軍がメキシコ軍を粉砕します。この言葉は、今も残るアラモ砦の地に刻まれているそうです。ひとつの国、州が誕生するのに、どれだけ多くの犠牲が出ているのか、ということを痛感させられますね。

 そもそも、なぜ今「アラモ」なのか?映画からは、家族を守るための戦争はやむを得ない、という空気がビンビン伝わってきます。“テロに屈しない”というブッシュ・アメリカそのものです。まさにその原点を見た、っていうインパクトある作品です。
ひょっとしたらブッシュ政権の合言葉は、“アラモを忘れるな!”かもしれませんぞ。

 激しい作品ですが、心やわらぐ名場面がひとつあります。ビリー・ボブ・ソーントンが、迫り来るメキシコ軍の前でヴァィオリンを奏でるシーンです。その瞬間、奇跡が起こり、両軍にかすかな笑顔が戻ります。
“音楽の力は偉大だ”と呟くソーントンの姿がカッコイイ!

 西部の時代劇ですが、現代アメリカの国家姿勢が伺える、の作品です。「華氏911」と併せてみれば、なおのことお勉強がはかどりますね!
公開は9月25日です。

ちなみに、主演のデニス・クエイド、監督のジョン・リー・ハンコックは、ともにテキサス州出身です。同コンビの前作「オールド・ルーキー」(03)もテキサスの物語でした。

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