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2004.04.30

「コールドマウンテン」このキャストすごすぎ!

 「コールドマウンテン」(東宝東和)は、アメリカ南北戦争を背景に描かれる、壮大なラブストーリーです。ニコール・キッドマンジュード・ロウレニー・ゼルウィガーが出演します!
 とにかく出演者がスゴイ!レニーも脇役ですが、他にも「スター・ウォーズ」シリーズのナタリー・ポートマン、「レッド・ドラゴン」のフィリップ・シーモア・ホフマン、「スペース・カウボーイ」のドナルド・サザーランドなど。これ、皆さん脇役です。この出演料だけでも、日本映画が何本できるのだろうか、と考えてしまいました。さらに監督は巨匠といってもよい、アンソニー・ミンゲラ!日本公開に際しても、製作のミラマックスから超高値の配給権利額が提示されたとか。最終的に東宝東和が権利を得たものの、決定したのは今年1月ごろ。公開までの短期間に、主要キャストの来日手配や宣伝材料の作成など、多忙を極めたそうな。(ご苦労さまです)ちなみに、主演二人がキスをしているポスターは、日本公開のみのオリジナルデザインだそうです。
 「コールドマウンテン」は、純粋すぎる恋を描いた、超豪華キャストによるスケール感あふれるラブストーリーです。これは見逃せません!!!!

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2004.04.29

「スクール・オブ・ロック」ロックで学べ!

 「スクール・オブ・ロック」(UIP)は、売れないロック・ミュージシャンが偽教師になりすまし、子供たちにロック魂を教える感動コメディ!人生で大切なことをロックで学べます!!!!監督はリチャード・リンクレイター
 パワフルなロック金八先生を演じてしまったのは、ジャック・ブラック「愛しのローズマリー」で、女性の心の美しさが姿形になって見えてしまうという役を演じていた人です。思ったよりハートフルで、コメディの佳作でした。この人、元々はティム・ロビンスが創った演劇集団に所属しており、ティム監督作品「ボブ・ロバーツ」で映画デビューしています。ミュージシャンとしても活躍し、アルバムも出しているそうな。リンクレイター監督の前作「ハイ・フィデリティ」が出世作となりました。そのときの共演者ジヨーン・キューザックは今回、校長役で出演しています。
 タフでユーモラスなロッカーがよく似合うジャック・ブラック!!勉強嫌いの子供たちをロックで目覚めさせ、サクセス・ストーリーに導いてしまいます!!!ロックミュージシャンからも絶賛されているこの作品、見逃したらもったいない出来映えですよ~!4月29日公開。

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「ドーン・オブ・ザ・デッド」SFホラー映画の夜明け!

 「ドーン・オブ・ザ・デッド」(東宝東和)は、ゾンビ映画の大傑作「ゾンビ」(78)をリメイクした作品です。全米初登場の週ではキリストを描いた「パッション」を退け、ゾンビが興行第一位の座を奪うという、すさまじい現象を起こしています!!!
 「ゾンビ」(78)はジョージ・A・ロメロ監督による作品ですが、その原点は同監督による「ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド」(68)というモノクロ作品です。死者が人間を食べるという衝撃の映像で、批評家からは酷評されました。それでも若者を中心に人気を集め、低予算ながら大成功を収めます。この成功例が、無数のホラー映画製作低予算プロダクションを生み出すきっかけとなりました。酷評からの大逆転!まさにプロジェクトXのようです。
 ちなみに、同じ1968年には「2001年宇宙の旅」「猿の惑星」が誕生しています。SFホラー映画の新たな夜明けと言える年です。ベトナム戦争を背景に、希望と不安が映画作家のなかに渦巻いていたのでしょう。この三作品が同じ年に生まれたというのは驚きです!!!
 今回の「ドーン・オブ・ザ・デッド」では、世紀を越えて、どのようなホラーワールドを見せてくれるのか!!!!5月15日公開です。

 「ドーン・オブ・ザ・デッド」関連記事は、下記トラックバックを参照ください。
 

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「恋愛適齢期」監督はこの人!

 「恋愛適齢期」(ワーナー)は、高齢を迎えた男女が本物の恋に出会う、すてきなラブストーリーです。主演はジャック・ニコルソンダイアン・キートン!!!
監督はナンシー・メイヤーズです。女性の生き方をテーマにしたコメディ作品を得意ジャンルとしています。監督デビューは98年。以後、「ハート・オブ・ウーマン」(00)が大ヒットしました。監督としてのキャリアは浅いものの、脚本家兼製作者として長い実績を持つ大ベテランです。その出世作は、ゴールディー・ホーン主演の「プライベート・ベンジャミン」(80)。(なつかしい!)ダイアン・キートンとの繋がりも深く、彼女の出演作「赤ちゃんはトップ・レディがお好き」(87)、「花嫁のパパ」(91)、「花嫁のパパ2」(95)で脚本&製作を担当しています。
 「恋愛適齢期」では、何気ないシーンに主人公たちの心情をズバリと描き、たくさんの名場面を生み出しています。ニコルソンが登り階段を見つめるシーンや、キートンが砂浜で小石を拾う場面など。映画を見た人には忘れられないでしょう!!それらのシーンに主人公のどんな思いが秘められているのか!!!!大人のラブストーリーの傑作です。ぜひ、お楽しみください!!!!!

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2004.04.27

「ディボース・ショウ」60年代へのこだわり!

 「ディボース・ショウ」(UIP)は、キャサリン・ゼタ・ジョーンズ、ジョージ・クルーニー主演のラブ・コメディ!離婚を利用して一攫千金を狙う男と女が、危険なゲームにチャレンジします。
 現代を舞台にしたドラマですが、冒頭に流れる音楽は、サイモン&ガーファンクル!それだけで、なんとなく60年代後半の香りがしました。そのファースト・シーンで登場する女性の名前がボニー。名作「俺達に明日はない」(67)でフェイ・ダナ・ウェイが演じた役名です。さらに、クルーニー演じる弁護士は、歯並びとその白さをいつも気にしています。ケネディ大統領みたいだなぁと思っていると、ゼタ・ジョーンズの役名がマリリンでした。
 ライフスタイルや小道具など、60年代風の世界の中に、スローなあたたかさを感じます。お金にまつわる男女の駆け引きを描いているのに、泥臭さを感じないのは、その作風のおかげでしょう。まるで60年代のチープなラブ・コメデイ風タッチですね。コーエン兄弟の映画少年ぶりが楽しめる一品です!!!!

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2004.04.26

「ミッシング」家族の絆を描いた西部劇!

 「ミッシング」(UIP)は、19世紀末アメリカ西部の大自然を舞台にした物語。誘拐された娘を救うため、バラバラになった家族の心が、少しずつ絆を取り戻していきます。 監督は「ビューティフル・マインド」で夫婦の愛を描き、オスカーに輝いたロン・ハワードです!
 ロン・ハワード作品としてはめずらしく、女性が主人公です。(「スプラッシュ」以来でしょうか。)父親に捨てられて育ち、自立する女医をケイト・ブランシェットがたくましく演じます。その父親役にはトミー・リー・ジョーンズ!家族を捨てた本当の理由を語るシーンが泣かせます!!やむなく家族から離れた父親、いつも対立する母と娘、人種間の争いなど。100年以上前の物語なのに、文明が発達した現代と全く同じ問題を抱えています!!
 娘を助けるまでの一刻を争うサスペンス、そして激しい銃撃戦!!娯楽作品にこだわり続ける監督ならではのタッチが、崩れた家族の心をひとつに導き、大きな感動を与えてくれます!!!!

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2004.04.25

「スパイダーマン2」遂にドック・オクが登場!

 「スパイダーマン2」(ソニーピクチャー)は、アメリカン・ヒーローが摩天楼を駆けぬける、シリーズ第二弾!!新たな強敵がスパイダーマン伝説を進化させます!!!!
 主要人物登場の予告編が遂にスタートしました!!マシーン化した手足を操る強敵、ドック・オクも、その全貌を披露!このキャラクター、USJアトラクションでも登場し、ゲストを窮地に追い込んで楽しませてくれました。自在に動く手足がどのようにヒーローを苦しめるのか、考えただけでもワクワクします。この難しい特殊撮影に挑んだのは、ジョン・ダイクストラ。「スター・ウォーズ」の特撮を担当し、ダイクストラ・フレックスなど、数々の技術を生み出した伝説的特撮マンです。
 スパイダーマンが摩天楼を超スピードで駆けぬける浮遊感も健在!!!予告編でさえ何度も見たい、この夏最大の話題作です!!!!公開は7月10日

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「クレヨンしんちゃん 夕陽のカスカベボーイズ」今度は西部劇!

 「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ!夕陽のカスカベボーイズ」(東宝)は、野原一家が映画の世界に迷い込んでしまう物語。西部劇の世界で、しんちゃんの必殺かんちょうマグナムが炸裂します!!!!
 酒場の大ゲンカに歌姫、大列車追跡など、西部劇の定番シーンがあちこちに登場します。クライマックス部分では、「荒野の七人」メンバーがそのまんまアニメ化されて登場!名優たちのアニメ姿にビックリ!!!しかもテレビ放映時の声優がそのままの役を担当しており、感動です。そんなことやっちゃっていいのだろうか?(まぁ、もとをたどれば東宝「七人の侍」だからいいのでしょう)
 野原一家がスクリーンに引き込まれてしまう無人の映画館、カスカベ座がとってもよい雰囲気を見せてくれます。映画の世界でいつも以上にハチャメチャになる「夕陽のカスカベボーイズ」を、お楽しみに!!!!

 「夕陽のカスカベボーイズ」関連記事は、トラックバックを参照ください。

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「ディボース・ショウ」コーエン映画のツボ!

 「ディボース・ショウ」(UIP)は、弁護士と詐欺師の男女が互いにワナを仕掛けるラブ・コメディです!!離婚訴訟をめぐり、ウソとホントの愛が入り乱れます。「ファーゴ」のコーエン兄弟による新作です。
 コーエン兄弟作品には、欲の強いビジネスマンが多く登場します。そのほとんどが、運命の坂道を一気に登ったり転がり落ちたりと大忙し。それもほんの小さな出来事から。この運命の皮肉がコーエン兄弟作品の面白さです。「未来は今」のティム・ロビンス、「ファーゴ」のウィリアム・メイシー、「バーバー」のジェームズ・ガンドルフィーニなど。みんなビシッ!としたスーツを着こなし、大きなビジネスデスクを使っていました。今回「ディボース・ショウ」ではジョージ・クルーニーです。
 離婚詐欺師キャサリン・ゼタ・ジョーンズとの駆け引きが、ドラマの行方を最後まで楽しませてくれます。敏腕弁護士のジョージにはどんな運命が待っているのか!コーエン映画のツボが詰まった、運命の不思議を楽しめる作品です!!!!

コーエン兄弟の5月公開最新作「レディ・キラーズ」記事はこちら
 「ディボース・ショウ」関連記事は、下記トラックバックを参照くたざい。

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2004.04.24

「CASSHERN」気になる配役!

 「CASSHERN」(松竹)は、機械VS人間の終末戦争に立ち上がった新造人間を描いた物語です。監督はミュージックビデオ界から進出した紀里谷和明。驚いたことに、撮影・編集・脚本もこなしています。主題歌は夫人の宇多田ヒカル。
 アニメを見ていた世代には、誰がどの役を演じるのかが気になるところ。キャシャーン役は、「黄泉がえり」「赤い月」に出演していた伊勢谷友介。映画監督としても期待されている人物です。宿敵ブライキングボス役は唐沢寿明。本人自身アニメ・キャシャーンの大ファンだったそうな。アンドロ軍団を指揮する強烈なリーダーシップを、どう演じるのか楽しみです。ブライの側近アクボーンには宮迫博之。アニメではお笑いキャラだったので、これはもうハマリすぎ!他に寺尾聡、大滝秀治、樋口可南子、三橋達也など、ベテラン勢も多数出演し、強力なキャスティングです!!!!
 日本を代表するCGクリエーター、ビジュアリストが集まって完成!!アーティスティックな映像で摩訶不思議な世界を描きます!!!!

 「CASSHERN」関連記事は、下記トラックバックを参照ください。
 

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2004.04.23

「トロイ」闘う男たち、夢の共演!

 「トロイ」(ワーナー)は、一人の女性を巡って壮大なスペクタクルが展開する、歴史アクション巨編です!監督は「パーフェクト・ストーム」のウォルフガング・ペーターゼン
 最大のみどころは、肉体をさらけ出して闘う、スケール感あふれる戦闘シーンの数々です。そのキャスティングがすごい!!「ファイト・クラブ」「スナッチ」でプロボクサー並の体型とアクションを見せたブラッド・ピット!!!「ロード・オブ・ザ・リング」三部作で、全身の筋肉で弓矢を討ち続けたオーランド・ブルーム!!!「ハルク」で超人に変身した(CGだけど許してね)エリック・バナ!!!よくもこれだけ筋肉質系ファイトマンを集めたものだと感心しました。まさに夢の共演です。そしてさらに、名作「アラビアのロレンス」で、戦い続ける主人公ロレンスを演じた名優ピーター・オトゥールが共演します。
 剣劇スペクタクルは、見事なボディと剣さばきが作品の生命線です。「トロイ」は、その期待に応える見事なキャスティングで、我々を圧倒します!!!!!

 「トロイ」関連記事は、下記トラックバックを参照ください。

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「ホーンテッドマンション」この上映時間がウレシイ!

 「ホーンテッドマンション」(ブエナビスタ)は、ディズニーランドのアトラクションを映画化した“お化け屋敷”映画です。出演は、やっぱりコメディがよく似合うエディ・マーフィ!そしてなんと、「プリシラ」のおかま役もスゴかったイギリスの名優テレンス・スタンプが共演です!!!!
 この作品がウレシイのは、まず上映時間が88分ということ。2時間を越える作品が増えつつある昨今、少しダレると“長いな”と思ってしまうことも多くなっています。88分なんていうのは、それだけで、作り手から観る側への思いやりを感じるわけです。私の場合、上映時間が100分以内であれば、それだけで評価を高くしてあげたくなります。この気持ち、わかります?
 監督は「スチュワート・リトル」のロブ・ミンコフ。短時間の中に、笑い、特殊メイク、CGなど、エンタテインメントな要素がギュッ!と詰まっています!この作品は、アトラクション気分で楽しみたい、GWオススメのファミリー・ピクチャーです!!!!!!

 全国上映館&上映時間の案内はこちら 「ホーンテッドマンション」関連記事は下記トラックバックを参照ください。

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2004.04.21

「ランダウン」ザ・ロックと闘うこの人に注目!

 「ランダウン」(UIP)は、プロレスラー俳優ザ・ロック主演の超ヘビー級エンターテイメント!!!!アマゾンのジャングルを舞台に、バウンティ・ハンターに扮したザ・ロックが大暴れします!
 ザ・ロックとのアクションを見せてくれるのは、ショーン・ウイリアム・スコットです。まだあまり馴染みのない俳優だと思います。今年公開されたチョウ・ユン・ファ主演「バレット・モンク」で見事なカンフー・アクションを披露しました。そのときのキャラクター設定が面白かった。中国人経営の映画館に住みこみで働き、夜中にカンフー映画を映写して武術をマスターするという、映画ファン泣かせの役を演じました。キレのある鋭いアクションを見せる俳優だと思っていたら、今回はザ・ロックとの共演です。
 前作に続いて脇役に徹するショーンですが、今後の活躍が楽しみな俳優のひとりです!!!!公開は5月下旬

 「ランダウン」関連記事はトラックバックを参照ください。

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「ビッグ・フィッシュ」ユアンの人生もおとぎ話し!

 「ビッグ・フィッシュ」(ソニーピクチャー)は、おとぎ話しのような人生を描いた感動のファンタジー!「シザーハンズ」「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」のティム・バートン監督による、話題の新作です。
 主演はユアン・マクレガー!!昨年「恋は邪魔者」でレニー・ゼルウィガーと共演し、60年代ファッションを楽しませてくれました。彼の人生もおとぎ話しそのもの。スコットランドに生まれた彼が俳優を目指したのは、1977年、6歳のとき。町の映画館で見た「スター・ウォーズ」に、叔父が戦闘機のパイロット役で出演していたのです。その人はユアン母方の叔父デニス・ローソン。デススターに突撃する反乱軍のバイロット・ウェッジ役を演じていました。ユアン少年は感動し、その日から俳優になることを夢見たそうです。その後、家族の応援を得て俳優の道を志ざし、舞台からテレビ、そして映画へと進出しました。後にデニス・ローソンはユアン主演の舞台演出もしています。ついにイギリスからハリウッドに渡り、「スター・ウォーズ エピソードⅠ」のオビ・ワン役に抜擢されたわけです!!!!
 “ほんまかいな?”と疑いたくなるような実話、まさにおとぎ話しです。新作「ビッグ・フィッシュ」のテーマは、父と息子の絆。おとぎ話しのような人生を歩む主人公にピッタリのユアンが、爽やかな感動を見せてくれます!!!!

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2004.04.20

「サンダーバード」生みの親はこの夫婦!

 「サンダーバード」(UIP)は、国際救助隊の活躍を描くSFドラマ!40年にわたって世界中にファンを増やし続けている、人形劇SFテレビシリーズの実写版が間もなく発進します!!!!
 今も1965年のオリジナル版が再放送されるこのシリーズ。子供のころ、優れたデザインのメカに熱狂し、プラモデルを何度買ったことかわかりません。制作はAPFというイギリスのプロダクションです。元々は通常の映画を制作していた小さな会社でした。あるスポンサーから操り人形のフィルム制作依頼をされたことがきっかけで、人形劇ドラマに至ったそうです。「サンダーバード」生みの親となったのは、ジェリーとシルヴィアのアンダーソン夫妻。特に夫人のシルヴィアは、主要キャラクターの設定や衣装デザインを担当し、さらにレディ・ペネロープの声も担当しているというから驚きです!(いっこく堂のようだなぁ)いかにも小規模でスタートしたことを思わせるエピソードですね。全編特撮のなかで、様々な技術も生み出されました。電気仕掛けで口が動く人形を作り、VTR撮影によってモニター確認しながら進める方法を生み出しのも、TV版「サンダーバード」からです。
 優れたデザインのSFメカ&キャラクターの豊富さという点では、「スターウォーズ」登場までの最高峰といってよいでしょう!!!SFファン待望の実写版が、いよいよ8月7日公開です!!!!!!

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2004.04.19

「キル・ビル Vol.2」ハル・ビルで見にいこう!

 「キル・ビル Vol.2」(ギャガ)は、殺し屋たちの復讐のドラマ!ユマ・-サーマンがウエディングドレスで刀を構えます!!!
 今回の公開にあたり、通常前売り券とは別に、“ハル・ビル”という前売り券が発売されています。(大阪は梅田ピカデリー、東京は丸の内ピカデリーのみで、価格は通常チケットと同じ)タトゥー・シールがそのままチケットになっていると思ってください。ハル・ビル購入者は、まずタトゥー・シールを貼ります。顔、腕、お尻など、どこでもよいそうです。シールの台紙とともに窓口でお姉さんにシールを見せます。そして“「キル・ビル2」一枚!”と叫び、座席指定券をもらいます。通常前売り券との違いは、何度でも見にいけるということらしいです。シールが取れたらどうなるのか、窓口の人に聞いてみました。その場合、シールの台紙だけでよいとのこと。(じゃあ最初から台紙だけでよいのでは?)
とはいえ、せっかくの“ハル・ビル”!!
初めての試みを楽しむためには貼らねばなりませぬ!!!!

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2004.04.18

「イン ザ カット」メグ・ライアンが、やっちゃいました!

 「イン ザ カット」(ギャガ)は、メグ・ライアンが新境地の演技を見せるサスペンス!「ピアノ・レッスン」など、女を描き続ける女流監督ジェーン・カンピオンの新作です。
 それにしても、ここまで大胆になるとは!!!!その変貌ぶりは、この場ではとても言えません!私は思わず、昔のアニメ「魔女っ子メグちゃん」の歌詞を思い出してしまいました。“ふたつの胸~の~ふ・く・ら・みは、なんで~もでき~る~、しょ・う・こ・なの!”ってやつです。(知らない人ゴメンナサイ!)その歌詞どおり、メグちゃんはなんでもやっちゃいました。きっと誰かが、悩んでいるメグ・ライアンに、「キル・ビル」ルーシー・リューのごとく「やっちまいな~!!!!」とそそのかしたのでしょう。(プロデューサーとして参加したニコール・キッドマンが怪しい)
 それでも涼しい顔をして、今後もロマンチック・コメディに出演してほしい!!!いやはや驚きの一品でした。

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「CASSHERN」劇場公開は2回目です!

 「CASSHERN」(松竹)は、新造人間として生まれ変わったキャシャーンの活躍を描いた作品!!!!CGと実写を組み合わせた斬新な映像は、“日本映画は物足りない”と思いがちな人もそそられます!
 その昔、キャシャーンを劇場で見たことがあります。キャシャーンと言えば、タツノコプロのアニメーション。昭和47年「ゴジラ対メカゴジラ」初公開時に、その第一話が同時上映として公開されていたのを覚えています。“キャシャーンがやらねば誰がやる!!”冒頭の名セリフはフルフレーズで今もスラスラ言えてしまいます。
あれから30年・・・・。日本アニメでは珍しいダーク・ヒーローが、一体どのように生まれ変わるのか!GW最大の楽しみです!!!
 今回、Tシャツ付き前売り券が2000円で発売されており、なかなかのお得です。映画Tシャツは2800円というのが多く、チケット付きで2000円は破格のお値段!!豪華キャストも侮れないこの作品、Tシャツを着用して、キャシャーン気分で見にいこう!!!!(相棒のロボット犬フレンダーが出ていないのは残念です。)公開は4月24日。

 「CASSHERN」関連記事は、下記トラックバックを参照ください。

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2004.04.17

「トルク」MTV感覚のバイクムービー!

 「トルク」(ワーナー)は、スピード・アクション映画に新たなページを刻んだバイクムービー!
 「TAXI」「ワイルド・スピード」を越えるスピード感溢れる作品を監督したのは、ジョセフ・カーン!なんと10代でミュージックビデオ界にデビューした鬼才です。これまで手がけたミュージックビデオは200本を越えるとか。U2、エアロスミス、ブリトニー・スピアーズなど。おじさんでも知っている人達ばかりなので、そのスゴさが少しはわかります。2002年MTVビデオミュージック・アワードで最優秀監督賞を受賞しました。
 「トルク」はそんなジョセフ・カーンの劇場映画デビュー作。超高速スピードのアクロバットアクションで、いよいよ映画界へ進出です!!!!!!

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「ビッグ・フィッシュ」エドワードといえば!

 「ビッグ・フィッシュ」(ソニーピクチャー)は、ティム・バートン監督のファンタジー!
少し不思議なおとぎばなし的世界を楽しませてくれます。

 主人公はたくさんの国へ行き、多くの人と出会い、人々を幸せにします。その主人公の名前はエドワード。なんと、バートン監督最高峰「シザーハンズ」の主人公と同じ名前ではないですか!!!!ジョニー・デップ演じたチョキチョキ男の哀しい運命に何度も泣かされました。「ビッグ・フィッシュ」でエドワードを演じるのは、「ムーラン・ルージュ」のユアン・マクレガー。「トレイン・スポッティング」でブレイクした彼も、すっかりハリウッドに馴染んできました。巨人の登場や、時間が止まる仕掛けなど、子供の夢をそのまま描いたような映像に魅せられます!!!

 バートン流“星の王子さま”にご期待ください!!!!!

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2004.04.15

「ランダウン」ザ・ロック主演のアクション!

 「ランダウン」(UIP)は、ザ・ロック主演のアクション・アドベンチャー!!!アマゾンの秘宝をめぐり、独裁者、ゲリラ部隊、バウンティ・ハンター(賞金稼ぎ)が入り乱れ、大アクション祭りをおっぱじめちゃいます!!!!!!

 ザ・ロックは全米WWEのカリスマ・レスラー。「ハムナプトラ2」の冒頭とラストで登場し、セリフは無いのに強烈なインパクトを放ちました!!!そのときの役を膨らませて生まれたのが、初主演作「スコーピオン・キング」!!!!マッチョな巨体ながら、俊敏な動作で弓矢を放ち、迫力ある肉弾戦を楽しませてくれました。「ランダウン」は主演第2作目です。

 シュワちゃん撤退後の「ターミネーター4」へのオファーもあるとかないとか。(どっちなんだ!)シュワちゃんのような大スターへの道を歩むか、それともバンダムやドルフ・ラングレンのような険しい道を行くのか!!!!この作品がひとつの分岐点になりそうです。公開は5月下旬です。

 「ランダウン」関連記事はトラックバックを参照ください。

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「パッション」日本で大ヒットなるか!

 「パッション」(日本ヘラルド)は、イエスの最期を徹底したリアリズムで描いた衝撃作です!
 アメリカでは、公開7週目で3億5千万ドルを突破!4億ドルも間近です!!!4億ドルといえば430億円くらいになります。製作費は約30億円なので、米国興行収入だけでも400億円の利益!!!!
イタリアでは4月7日に、全国3分の1を占める700館で公開!!!!こちらは撮影が行なわれた国でもあり、当然大ヒットとなっています。ドイツやアラブ諸国でも記録的な成績を収めており、一体どこまで稼ぐのかが気になるところ。
 日本では5月1日からの公開。
 大ヒットなるか!!!!!

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2004.04.14

「21g」主人公たちのテーマカラー!

 「21g」(ギャガ)は、衝撃的な結末を見せる、絶望の果ての希望の物語。三つのドラマがひとつに繋がります!!!!
超豪華キャストの三人には、テーマカラーが隠されています!!!
そのカラーとは??
ショーン・ペン=冷ややかな、ベニチオ・デル・トロ=黄赤、ナオミ・ワッツ=赤と金色の中間で、少し青が混ざった色、だそうな。また、登場人物の感情が乱れるとフィルムの粒子が粗くなり、カメラワークも激しくなります。撮影にはかなり微妙なテクニックを使っています。
このテーマカラーやカメラワークに、作品のヒントが隠されているとか!!!!う~ん、さすがは驚異の才能といわれるメキシコの監督、アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ!(長くて覚えられないよう~)主人公を演じる三人の代表作となること間違いなしの作品です!!!!!

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「21g」デル・トロ愛好家は必見!

 「21g」(ギャガ)は、今年度アカデミー賞にノミネートされた三人が競演する、生きることの厳しさと希望を描いた物語です。
 三人のひとりベニチオ・デル・トロが演じるのは、罪を償うために信仰へのめりこんでいく男。この俳優の魅力は、とにかく強烈な顔です!!!失礼ながら、いつ見ても寝不足かドラッグ中毒のようにしか見えません。初めて見たのは「ユージャアル・サスペクツ」(95)!!!赤いシャツを着て目をギョロッ!とさせる姿が印象的でした。ジュリエット・ルイスと共演した「誘拐犯」も隠れた名作です。メキシコを舞台に、悪人どもがうごめくドラマを70年代風ハード・アクションで描きます。
 信仰に没頭するものの、殺人事件に巻き込まれてしまったデル・トロが、どんな決断を下すのか????デル・トロ愛好家は必見です!!!!!

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2004.04.13

「トロイ」スペクタクルシーンが必見です!!

 「トロイ」(ワーナー)は、王妃をめぐる恋のために戦った、男たちの物語。紀元前12世紀を舞台に、超大スケールの映像がスクリーンいっぱいに展開します!!!主演は「オーシャンズ11」のブラッド・ピットと、「ロード・オブ・ザ・リング」の弓矢男、オーランド・ブルームです。
 監督は、ウォルフガング・ペーターゼンです。第二次世界大戦時のドイツ潜水艦の乗組員たちを描いた「Uボート」(81)で世界中の映画ファンを興奮させました。ドイツ映画でありながら、米アカデミー賞で監督賞、脚本賞など6部門にノミネートされた作品です。その後ハリウッドに渡り、「ザ・シークレットサービス」、「エアフォース・ワン」など、善玉悪玉ともに信念を持って戦う男の姿を描き続けています。いずれの作品も大作感が強く、もはや娯楽大作の巨匠といってもよい存在でしょう。
 海に広がる大船団や数万の兵士がぶつかりあう映像など、“何はともあれそのシーンを見てみたい!”と思わせてくれます。スペクタクルシーン満載の「トロイ」は、5月22日公開です。

「トロイ」関連記事は下記トラックバックを参照ください。

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2004.04.12

「ドーン・オブ・ザ・デッド」音楽も需要アイテムです!

 「ドーン・オブ・ザ・デッド」(東宝東和)は、ゾンビ映画の最高傑作「ゾンビ」(78)をリメイクした作品です。
 「ゾンビ」(78)を名作にしたてた要素のひとつに、音楽があります。おぞましいゾンビがスーパーマーケットをうろつく時に流れる、あの軽いメロディが忘れられません。オープン直後のような爽やかな雰囲気のなか、無表情のゾンビ軍団が群がります。音楽を担当したのはゴブリン。元々、映画音楽とは無縁のプログレ・ロック・シーンにいた方です。「ゾンビ」欧州での配給権を獲得したダリオ・アルジェントが、イタリアでの配給に当たって音楽をゴブリンに依頼しました。「ゾンビ」は当初の音楽を変えられてしまったものの、監督ジョージ・A・ロメロはゴブリンの音楽を気に入り、米国公開時もそのまま使用したということです。
 今回「ドーン・オブ・ザ・デッド」で音楽を担当するのは、タイラー・ベイツ。スタローン主演の「追撃者」(00)などを担当していた音楽家です。同じスーパーマーケットのシーンでどのようなメロディが流れるのか、注目です!!!!!

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「ホーンテッド マンション」お化けの特殊メイクが楽しみ!

 「ホーンテッド マンション」(ブエナビスタ)は、謎の屋敷に封印された《真実》に迫る物語です。そこは999人のゴーストがうごめき、1000人目の仲間が来るのを待っています。主演はエディー・マーフィー、監督は「スチュアート・リトル」のロブ・ミンコフ。
 「ホーンテッド マンション」とは“お化け屋敷”のこと。出てくるお化けキャラが面白く、SFX映像満載なのがたまりません!(昔テレビ放映していた海外アニメ「ドボチョン一家の幽霊屋敷」を思い出しました!)この作品ではバーチャル・イリュージョンと名付けられています。なかでも特殊メイクを担当するのは、業界リーダーのリック・ベイカー!!!「ハウリング」(80)の狼男変身シーンで衝撃的な特殊メイク技術を開発し、アカデミー賞に特殊メイク賞を創設させてしまった人物です。これまでに何度もオスカーに輝いています。
 テーマパークのアトラクション気分で楽しんで欲しい!不思議で魅力的な映像と最先端の特殊メイクを堪能するだけでも、一見の価値はあります!!!!大ヒット公開中です。

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 「ホーンテッドマンション」関連記事は下記トラックバックを参照ください。

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2004.04.11

「恋愛適齢期」邦題名が素晴らしい!

 「恋愛適齢期」(ワーナー)は、50歳を越えた男女のラブストーリー!ハリウッドを代表する二人が名演技で楽しませてくれます。
 「恋愛適齢期」とは、なかなかうまい日本語タイトルです。ダイアン・キートン演じるエリカは50代の劇作家。離婚を経験して仕事に励み、恋することなど忘れていた女性です。一方ジャック・ニコルソンは60代のビジネスマン。30歳以下の女性としか付き合わず、一人だけを愛することができない男性です。原題名は「Something’s Gotta Give」。どう訳すのがよいのかわかりませんが、何歳になろうと魅力を失うことはない、というような意味でしょうか。このドラマの根幹を成す部分を、この邦題は実にうまく一言で表わしました。(ニコルソン主演「恋愛小説家」を意識した感じもありますが・・・)カタカナばかりのタイトルが多いなか、こんなに落ち着いた題名は久しぶり!!!
男と女の本音が飛び交うこのドラマ、最後の最後まで渋く楽しく見せてくれますよ!!!!!

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「殺人の追憶」ハリウッド映画への追憶!

 「殺人の追憶」(シネカノン)は、謎の連続猟奇殺人解決に挑む、刑事たちの姿を描いたサスペンス!小さな田舎町を舞台に、ずっしりと重みのあるドラマが展開します!!
 刑事の行動を描いた緊迫したドラマのなかに、数々のハリウッド娯楽作品を下敷きにしたような印象を受けました。例えば、田舎町の刑事と首都ソウルから来た刑事がいがみあいながら捜査を進めます。このシチュエーションは、名作「夜の大捜査線」(67)ですね。アメリカ南部の小さな町を舞台にした、田舎の白人警官と都会から来た黒人刑事の物語でした。連続猟奇殺人は「羊たちの沈黙」、捜査が進むにつれて刑事が闇の中へ追いやられる様子は「セブン」といった感じでしょうか。ハリウッド作品のエッセンスを参考にしながら、80年代韓国の政治事情と独自の文化をうまく絡ませて描くあたり、そのうまさに唸ってしまいました!!!
 ここ数年、韓国映画の素晴らしさには驚くばかり。昨年度韓国で最大ヒットとなったこの作品も、見逃せない一品です!!

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2004.04.10

「コールドマウンテン」レニーの記念碑的作品!

 「コールドマウンテン」(東宝東和)は、再び会えることだけを信じて生き続ける男と女を描いた、壮大なラブストーリーです。アメリカ南北戦争を背景に、21世紀の「風と共に去りぬ」が生まれようとしています!主演は「ガタカ」「A.I.」のジュード・ロウ、「めぐりあう時間たち」「ムーラン・ルージュ」のニコール・キッドマンです。
 主演クラスの俳優がぞろぞろ登場するこの作品で、一番の注目はレニー・ゼルウィガー!今年度アカデミー賞で見事に助演女優賞を獲得しました。「ブリジット・ジョーンズの日記」「シカゴ」では主演女優のオスカーを逃したものの、助演で獲得してしまうというのが渋い!!どことなくションボリした顔なのに、周囲をアッ!と言わせる大胆さが彼女の得意キャラです。過去の作品で私が一押しするのは「ベティ・サイズモア」(00)。夫を殺されたショックで記憶喪失になり、大好きなテレビドラマの世界へ逃避してしまうという役です。コメディセンス全開で演じ、思いっきり楽しませてくれました。
 主演・助演のいずれもこなし、出演作も多い彼女の勢いはまだまだこれから!とどまるところを知らないレニーの、記念碑とも言える名演技に注目です!!!

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「恋愛適齢期」ダイアン・キートンの魅力!

 「恋愛適齢期」(ワーナー)は、50代の女性と60代の男性が、初めて本物の恋に落ちる大人の恋愛ドラマです。ほどよいお色気ネタに笑いがこぼれ、人生経験豊富な男女の恋心に一喜一憂させられる、絶品のラブ・コメディです!!!
 主人公の女性エリカを演じるのは、この作品で今年度アカデミー主演女優賞にノミネートされた、ダイアン・キートンです。大胆なキスシーンのみならず、ベッドシーンから全裸シーンまで見せてしまう彼女の女優魂に脱帽しました。(メグ・ライアンへの対抗意識か!)彼女の出世作はなんといっても「ゴッドファーザー」(72)。アル・パチーノの恋人を演じたこの一作で、アメリカン・ニューシネマの新たなタイプの女優として、世界に名を馳せました。その後ウッディ・アレンと関係を築き「アニーホール」(77)でアカデミー主演女優賞を獲得。以後も主演・助演さらには監督とキャリアを積み上げ、今なおこれほどの活躍をするというのがスゴイ!!彼女と同時期に登場した女優といえば、フェイ・ダナ・ウェイ、ゴールディー・ホーン、キャンディス・バーゲン、キャサリン・ロスなど。そのなかでも、30年以上に渡って第一線で恋する女性を演じているのは、ダイアン・キートンだけでしょう。お色気こそ少したりないものの、知性とユーモアでは抜群のセンスを発揮してしてくれます。
 ジャック・ニコルソンとの駆け引きが楽しいこの作品、脇役にキアヌ・リーブス、フランシス・マクドーマンドが控えているなど、見どころたっぷり!じっくり見れる恋愛ドラマを楽しみたい人にはオススメです!!!!

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2004.04.09

「オーシャン・オブ・ファイヤー」砂漠といえばこの人です!

 「オーシャン・オブ・ファイヤー」(ブエナビスタ)は、砂漠を舞台にしたアドベンチャー大作です。主演は「ロード・オブ・ザ・リング」最終章で王となったヴィゴ・モーテンセン!
 驚いたのは、名優オマー・シャリフが出演していること。「アラビアのロレンス」(62)で、灼熱の砂漠から陽炎のように登場する名シーンが忘れられない!!砂漠といえば、やはりこの俳優でしょう!「ドクトル・ジバゴ」「マッケンナの黄金」など、60年代~70年代までは多数の作品で脇役として活躍しました。私がひそかに好きなオマー・シャリフ作品は、ベンジーシリーズ第3作「名探偵!ベンジー」(80)。恋人の命を救おうとして殺された男性主人公が、天国のはからいで犬となってこの世に戻り、彼女を守る作品です。と言っても、今やほとんどの人がベンジーなど知らないかもしれませんね。(知っているあなたは同窓生ですな)ベンジーとは70年代に空前のブームを起こしたワンちゃんです。今でいえばアイフルのくーちゃんみたいなものか。とにかくこの作品で名優オマー・シャリフは憎たらしい富豪の悪役を演じ、主演犬ベンジー相手に名演技を楽しませてくれたわけです。そんな彼も80年代以後は舞台に活路を見出し、スクリーンで見かける機会はめっきりと減りました。今回の映画出演も5年ぶりです。現在72歳、まだまだ活躍してほしい名優です!!!!!

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2004.04.08

「キル・ビル Vol.2」音楽はロドリゲス監督!

 「キル・ビル Vol.2」(ギャガ)は、賛否両論に別れた前作の第2弾!というよりも、一気に撮りあげた作品を2本シリーズに構成変更した作品の2本目です。主演ユマ・サーマンの決定的な代表作となること間違いなしの作品です。
 このシリーズは音楽がなかなかの魅力です。1作目は「怨み節」など日本映画の曲も含め、既存曲が多く使われています。とはいえオリジナル曲もあり、今回そのなかに名前を連ねる一人が、なんとロバート・ロドリゲス!「スパイ・キッズ」シリーズ、「レジェンド・オブ・メキシコ」の監督で、タランティーノ・ファミリーの側近です。ロドリゲスは「レジェンド・オブ~」でも音楽を担当していました。本当に何でもやってしまう人です。
 今回のテーマはラブ・ストーリーです。復讐の旅はどのような結末を迎えるのか?前作の評価がどうであろうと、今最も気になる作品です!!!!

 「キル・ビル Vol.2」関連記事はこちら

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「スパイダーマン2」久しぶりに彼が登場!

 「スパイダーマン2」(ソニーピクチャー)は、アメコミを映画化した大ヒット作のパート2です。USJのアトラクションも大好評で、この夏最大の話題作です!!
 なんと嬉しいことに、ブルース・キャンベルが出演しているそうです。監督サム・ライミのデビュー作「死霊のはらわた」シリーズ全3作で主人公アッシュ役を演じました。死霊がとりついた手首を自らチェーンソーで切り落とすなど、強烈なシーンを演じたあの怪優です!その後「ダークマン」「未来は今」などでチラチラ見かけたものの、これといった作品がありませんでした。今回もどれほどの役なのかはわかりません。それでもギロッとした独特の目つきと、オーバーアクションともいえる彼の表情は、「スパイダーマン2」を大いに盛り上げてくれるでしょう。スクリーンでの久しぶりの再会が楽しみです!!!!公開は7月10日です。

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2004.04.07

「ディボース・ショウ」コーエン兄弟最新作!

  「ディボース・ショウ」(UIP)は、スゴ腕弁護士と女詐欺師が危険な駆け引きに挑むラブ・コメディです。主演は「オーシャンズ11」のジョージ・クルーニーと「シカゴ」のキャサリン・ゼタ・ジョーンズ。ボリューム感たっぷりの二人が、男と女のドラマを楽しませてくれます!!
 監督は「ファーゴ」「バーバー」を撮った、ジョエルイーサンのコーエン兄弟です。小さな出来事からとんでもない大事件へと発展していくドラマがいつも楽しく、人間の不可思議や運命のいたずらをサラッとしたタッチで描いてくれます。監督デビュー作は「ブラッドシンプル」(84)。「スパイダーマン」のサム・ライミと交流が深いこの兄弟。ライミのデビュー作「死霊のはらわた」製作にたずさわりながら、「ブラッドシンプル」の脚本を書き上げたとか。当時、コーエン兄弟、サム・ライミ、ホリー・ハンター「赤ちゃん泥棒」、フランシス・マクドーマンド「ファーゴ」の面々が同じアパートに住んでいたこともあるそうです。(まるでマンガ家が集まっていたトキワ荘のようだな。)
 「マトリックス」のウォシャウスキー兄弟、コメデイ主体のファレリー兄弟、イタリアのタビアーニ兄弟と、兄弟監督は数々ありますが、最も多作で信頼できるのは、コーエン兄弟です。今回の「ディボース・ショウ」ではどんな名場面を残してくれるのか、お楽しみです!!!4月10日公開。

 「ディボース・ショウ」関連記事は、下記トラックバックを参照ください。

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「メダリオン」ジャッキーNG集の原点はこの作品!

 「メダリオン」(日本ヘラルド)は、ジャッキー・チェンが超人パワーを身に付けて活躍する最新作です。ワイヤーアクションやSFXをふんだんに使った面白さが予告編から感じられ、ジャッキー得意のコミカルアクションも満載です!! 
 日本公開としては50作目。ジャッキー作品の定番といえば、エンドタイトルに流れるNG集です。初めて取り入れたのは傑作「プロジェクトA」(84)から。そのきっかけはアメリカ映画「キャノンボール」(81)への出演でした。自動車レースを描いたオールスターキャストのこの作品に、ジャッキーはミスター・ブーことマイケル・ホイとともに出演。日本車のレーサーを演じて大いに笑わせてくれたものです。監督は元スタントマンのハル・ニーダム!彼こそがエンドタイトルNG集を決定づけた草分け的存在です。ただ長いだけでのエンドタイトルでなく、観客を楽しませる方法はないものかと思案し、監督デビュー作「トランザム7000」(77)から取り入れています。これがなかなかの好評で、ニーダム作品の定番となりました。
 新作映画など音沙汰なしのハル・ニーダムですが、彼のアイデアはジャッキーによって受け継がれ、今も世界中のファンを楽しませているというわけです。

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2004.04.06

「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ!夕陽のカスカベボーイズ」今度はウエスタン!

 「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ!夕陽のカスカベボーイズ」(東宝)は、しんちゃんが西部劇の世界で活躍するシリーズ最新作です。映画館に来た野原一家が、映画の世界へ吸い込まれての大騒動!しかもそこはウエスタンの世界、しんちゃんの浣腸ピストルが炸裂します。
 評価がどんどん高まるこのシリーズ、名作映画のセリフやディティールが毎回使われるのも、映画ファンには楽しみのひとつ。今回はとにかく西部劇。予告やポスターでは既に、「シェーン」「リオ・ブラボー」「七年目の浮気」などのお遊びを見せてくれる。しかも音楽はマカロニ・ウエスタン!!「キル・ビル」のタランティーノに見せてあげたい!!!
 今回のテーマは、しんちゃん達登場人物が、本当の自分を取り戻すこと。ウエスタンの世界から春日部の現実世界へ戻ろうとするしんちゃんを、映画館で応援してあげてください!!!公開は4月17日です。

 「夕陽のカスカベボーイズ」関連記事は、下記トラックバックを参照ください。

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「ドーン・オブ・ザ・デッド」あの二人が特別出演!

 「ドーン・オブ・ザ・デッド」(東宝東和)は、ジョージ・A・ロメロ監督「ゾンビ」(78)のリメイクです。ホラー・ファンには待望の作品です。
 アメリカのホラー雑誌「ファンゴリア」によると、原点となった78年版「ゾンビ」の主演俳優二人が今回、特別出演しているとのこと。最期まで生き残る黒人SWATを演じたケン・フォーレと、ラスト近くでゾンビと化す白人SWAT役のスコット・ライニガーです。ケンは牧師役、スコットは軍人役で登場するそうです。この二人、「ゾンビ」以外の作品では何に出演しているのか全く知りません。「ゾンビ」一作で、ホラー映画史に名前を残す俳優となりました。その二人を引っ張り出すとは、映画ファン泣かせの嬉しい演出ではありませんか!
 オリジナル作品との繋がりを見つけ出すのも、リメイク作品の楽しみのひとつ。伝説の俳優がどんな活躍ぶりを見せてくれるのか、楽しみです!!!!

 「ドーン・オブ・ザ・デッド」関連記事は、下記トラックバックも参照ください。

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2004.04.05

「ミッシング」 主演はこの二人!

 「ミッシング」(UIP)は、19世紀末のアメリカ西部を舞台に、誘拐された娘を救出するため、一致団結していく家族を描いた物語です。肝っ玉の強い母親を演じるのはケイト・ブランシェット、その父親役にトミー・リー・ジョーンズが扮します。今回はその二人について紹介します。

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 ケイト・ブランシェットはオーストラリア出身。演劇学校卒業後、シェイクスピアの舞台劇などで認められ、TVドラマで活躍していました。1994年にスクリーン・デビューを果たし、98年「エリザベス」でアカデミー主演女優賞にノミネートされます。日本で知られるようになったのもその頃から。「ロード・オブ・ザ・リング」など、最近よく見かけるせいか、もっと古くから映画に出ている気がします。ちなみに私、当初はグゥイネス・パルトロウとの見分けがつかず、困りました。この気持ち、わかります?

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 トミー・リー・ジョーンズはケイトの父親役を演じます。白人社会になじめず、家族を捨ててアパッチ族とともに20年間暮らしていた、という難しい役どころです。本人は1946年テキサス州生まれ。大学時代は演劇部に所属する一方、アメリカンフットボールにも取り組み、全米アイビーリーグの最優秀選手にも選ばれています。演劇とアメフトをこなす大学生なんて、ちょっとスゴすぎです。俳優としてのスタートはブロードウェイの舞台から。映画デビューは「ある愛の詩」(70)での小さな役。出世作は「歌えロレッタ!愛のために」(79)。歌手ロレッタを支える献身的な夫を演じ、強い印象を残しました。それから25年。「逃亡者」「JFK」のような硬派な役から、「バットマン フォーエバー」「メン・イン・ブラック」を代表とするコミカルな役まで、どんな役でも重量感たっぷりに見せてくれるのが彼の魅力です。

 この二人がロン・ハワードというA級娯楽作監督の元、どんな演技を楽しませてくれるか、ぜひご覧下さい!!!
MOTION PICTURE (C)2003 REVOLUTION STUDIOS DISTRIBUTION COMPANY, LLC (C)2003 COLUMBIA PICTURES INDUSTRIES,INC. ALL RIGHTS RESERVED.

 「ミッシング」関連記事は、下記トラックバックも参照ください。

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「スパイダーマン2」シリーズ待望のPARTⅡ!

 「スパイダーマン2」(ソニーピクチャー)は、2002年の第一作に続く待望のシリーズ第二段です!!!今回も主要スタッフ・キャストは前作同様に、街中を自在に飛び回るスパイダーマンの活躍が見所です。
 監督は「シンプル・プラン」「クイック&デッド」のサム・ライミ。しかし「スパイダーマン2」を語るなら、「死霊のはらわた」シリーズ、「ダークマン」のサム・ライミ、と言いたい!それら初期作品で登場したダークヒーローの破天荒な活躍ぶりに、映画ファンは狂喜したもの。やがてハリウッド大資本の作品に移り、その個性が失われつつあることを、どれだけのライミ・ファンが悲しんだことか。その全てを払拭してくれたのが、この「スパイダーマン」です。これまでの屈辱は、このシリーズを作るためにあったとさえ、思えてきます。謎のヒーロー、SFXアクション、強敵の登場と、映画の面白要素が詰まった作品です。
 公開は7月10日。既にパート3の製作も開始され、ライミ監督としては、デビュー作「死霊のはらわた」以来のシリーズ監督作品へと発展しました!!!まずはパート2を待とう!!!!!
 
 先行ロードショーの上映館&上映時間はこのページから。
 
「スパイダーマン2」関連記事はこちら
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2004.04.04

「グッバイ、レーニン!」映画青年の遊び心が嬉しい!

 「グッバイ、レーニン!」(ギャガ)は、母親思いの青年とその家族たちをユーモアたっぷりに描いた、ドイツ映画の傑作です。意識不明から立ち直った母親にドイツ東西統一の事実を知らせないため、息子アレックスがあの手この手を使います。“社会主義の母親にショックを与えたくない!”息子の温かい思いが全編を優しく包みこみ、爽やかな感動にひたれます。
 監督・脚本を担当したヴォルフガング・ペッカーの遊び心も楽しい!キューブリック作品ファンの彼は、その要素を随所に散りばめています。映画マニアの友人デニス(「マトリックス」Tシャツを着ていた)が劇中で作ったのは、「2001年宇宙の旅」を意識したビデオ・ムービー。結婚式で空高く投げたブーケがケーキに変わります。引越しシーンでは「時計じかけのオレンジ」そのまま。シンセサイザーのウイリアム・テル序曲が流れ、人がせかせかと荷物を運び込みます。このあたり、映画ファンならニンマリしたいところ。
 とはいえ、こんなディティールに気づかずとも、この作品は存分に楽しめます。とにかく登場人物がみんな優しい!スクリーンから溢れだしてくる、心と体によい波動を浴びた気分になります。今年度、必見の作品ですよ。

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「イン・ザ・カット」メグの本名はプチじゅげむ!

 「イン・ザ・カット」(ギャガ)は、メグ・ライアンが女優としての新境地に挑んだ問題作です。監督は「ピアノ・レッスン」で性に目覚める女性を詩のような映像と音楽で描いたジェーン・カンピオン。
 今回メグ・ライアンは大学講師役を演じます。実は彼女の両親も教師でした。メグの本名は、マーガレット・メアリー・エミリー・アン・ハイラと、まるでプチじゅげむの如く長い名前です。(たぶん明日には忘れています。)母親スーザンはメグが15歳の時、教師から一転して女優を目指し、夫と4人の子供を捨てたとか。厳しい境遇のなか、メグは大学時代から女優を志ざし、1978年に改名したそうです。TVの昼ドラで活躍後、映画は1981年の「ベスト・フレンズ」から。キャンディス・バーゲンの娘役だったそうで、私、公開当時に見ていますが全く記憶にございません。「トップガン」(1986)あたりから注目を浴び、「恋人たちの予感」(1989)で不動の人気を得ました。メグの最高傑作です。そのとき既に28歳。映画スターとしては遅咲きといっていいかもしれません。
 それにしても、全てを脱ぎ捨てたことのみが話題のトップになる「イン・ザ・カット」。映画ファンのおっさんが一人で見にいくのは結構つらい!いかにもメグの裸を見に来たエロおやじみたいじゃないですか!!(まぁ多少の下心はあるけどね。)大変身を遂げたメグ・ライアンの姿を、ぜひスクリーンで見てあげてください。

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2004.04.03

「ピーター・パン」フック船長にも注目!

 「ピーター・パン」(ソニー・ピクチャー)は、誰もが知っているキャラクターの初恋を描いた物語。でもそれは、私達が知らないピーター・パンの原点となった世界です。1904年イギリス舞台での初演から100年を経て、今、甦ります!!
 まずは「ピーター・パン」の実写映画化ということに驚きました。スピルバーグ監督「フック」の如く、ディズニー・アニメの実写版かと思いきや、冒険物語ではなく淡い初恋物語です。しかもこれが本来の物語だとか。へえボタンがあれば連打したくなります。
 注目すべきはフック船長役のジェイソン・アイザックスです。脇役で長い経歴を持ち、今回は主役級での大抜擢!!しかもフック船長役だけでなく、ダーリングという善人役の二役です。「ハリー・ポッターと秘密の部屋」ではハリーのライバル、ドラコの父親役を、「タキシード」ではジャッキー・チェンにハイテクスーツを譲る、謎の億万長者役を演じていました。今回のフック役も、これまでと同様に公開オーディションを受けて獲得した役だそうです。キャリアと努力が遂に開花した作品といってよいでしょう。「ピーター・パン」では、フック船長の鉤爪が右腕のため、左手を自由に使いこなせるよう猛訓練したとか。今後の活躍が大注目です!!!!
 ILMの特殊効果が生み出すファンタジー・ワールドも魅力的なこの作品、公開は4月17日です。

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「卒業の朝」先生たちに見て欲しい!

 「卒業の朝」(東宝東和)は、アメリカの名門男子校を舞台に、教師の仕事を問いかける人生ドラマです。主人公の教師を演じるのは、「デーヴ」で偽大統領を好演したケビン・クラインです。
 ドラマのテーマとなるのは、教師という仕事にどんな意味があるのか、ということ。名門校といえども、良い生徒ばかりではありません。(反抗的な生徒を演じたエミール・ハーシュの寄宿部屋には、仏映画「勝手にしやがれ」のポスターが飾られていました。)大人になって、道を踏み外す者も出てくる。そこを鋭く描くところが妙に現実的です。主人公の教師は悩み続けた結果、年老いた時にやっと、教師という仕事の意味を見つけ出します。“教える”ということの大切さに、涙が自然とこみあげてきました。先生たちに見て欲しい!!!
名門男子校を舞台にした作品といえば、ピーター・ウィアー監督「今を生きる」を真っ先に思い出します。ブレザーとネクタイをビシッ!と着用した、清潔感のある学園ドラマが好きな方にはオススメです!!!!

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「トルク」全編バイク・アクションの未体験スピード!

 「トルク」(ワーナー)は、信じられないようなバイク・アクションが全編に登場する、スピード・ムービーです。ヘリコプター用エンジンを搭載した、世界に10台しかないというバイクも登場し、その音が全身をしびれさせてくれます。
 バイク・アクションの映画といえば、最近では「ミッション・インポッシブル2」「マトリックス リローデッド」「チャーリーズ・エンジェル フルスロットル」(なぜか続編ばかりだな)などを思い出します。しかし全編を通じてバイクだけで見せつづける、というのは記憶がありません。思い出すのは特撮TV「キカイダー」か、漫画「750ライダー」くらいのもの。意外でした。(そういえば「暴走ひったくり750」ていう70年代の珍作があったなぁ)
 バイクの強みは小回りがきくこと。「トルク」でも、目を疑うようなアクロバティック・アクションが続々と展開します。「ワイルド・スピード」「TAXI」など、スピードを売り物にした作品はやっぱり映画館で見て欲しい!大音響の爆音が座席を揺るがし、サラウンド効果で左右前後の疾走感を存分に楽しめます。バイク好き、スピード好きには嬉しくてたまらない作品です。公開は初夏の予定!!!

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2004.04.02

「ドーン・オブ・ザ・デッド」ゾンビの魅力は特殊メイクにあり!

 「ドーン・オブ・ザ・デッド」(東宝東和)は、ひとりの少女の感染から始まる、最強の恐怖を描いたゾンビ映画です。
 ゾンビ映画を支えるのは、なんといっても特殊メイクです。今回特殊メイクを担当するのは、デヴィッド・リロイ・アンダーソン。1996年「ナッティ・プロフェッサー」ではエディー・マーフィーのメイクを担当しています。その作品で特殊メイクのリーダーとなったのが、今や大ベテランと言えるリック・ベイカーです。「ハウリング」でその名をとどろかせ、「狼男アメリカン」で初創設されたアカデミー特殊メイク賞を受賞した人です。「ナッティ・プロフェッサー」では二人揃って特殊メイク部門でオスカーを獲得!さらに翌年、今度は「メン・イン・ブラック」で再びこの二人が2年連続のオスカーを獲得しました。その年、同部門には「タイタニック」もノミネートされており、主演女優と特殊メイク部門のみ、オスカー獲得を逃しています。「タイタニック」のどこに特殊メイクが・・・。ジャックが沈んでいくときの、青白い、ゾンビのような顔だろうか。
 リメイクの原点となった作品「ゾンビ」(1978)では、現在では特殊メイク界の大御所的存在トム・サビーニが担当しています。ゾンビ=青白い、というイメージとともに、ひとりずつ異なるおぞましい顔を作り上げました。暴走族役で出演もし、内臓をえぐられるというシーンを演じて楽しんでいます。
 新作「ドーン・オブ・ザ・デッド」では、ゾンビの新たなイメージを生み出すような特殊メイクが見られるのか!!!デヴィッドの手腕に注目です!!!!!

 「ドーン・オブ・ザ・デッド」関連記事は、下記トラックバックも参照ください。

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「ビッグ・フィッシュ」ティム・バートン監督の最新作!

 「ビッグ・フィッシュ」(ソニーピクチャーズ)は、ティム・バートン監督の最新作です。周囲の人達に冒険話を語り続けた父親。その大切さに息子が気づくのは、父親の最期のときだった。父と息子の絆を、大きな愛で描きます。
 ティム・バートンといえば「シザー・ハンズ」「バットマン」「スリーピー・ホロウ」など、どちらかといえばダークな味わいのある作品が特徴でした。(風貌も結構ダークです。)が、今回はポスターからして違います。黄色に輝く花畑のなかに主人公が笑顔でたたずむという、さわやかテイスト!!しかもその男性は「ムーラン・ルージュ」などのユアン・マクレガーですから、さわやかさグレイドアップです。予告ではさらに「シザーハンズ」の音楽が流れ、ファンタジックなバートン・ワールドへと一気に引き込まれました。
 彼の作品には、モンスターをはじめ、不遇な登場人物を暖かく見守る視点がいつも感じられます。そんな監督の優しさを残しつつ、これまでとは少しテイストの異なる素晴らしい作品に仕上がっているとのこと。まだまだ広がるバートン・ワールドを堪能しましょう!!!公開は5月下旬予定です。

 「ビッグ・フィッシュ」関連記事はトラックバックを参照ください。

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2005年10月22日公開。
ティム・バートン監督 最新作!!
「コープス・ブライド」関連記事はこちら

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「パッション」キリスト役はこの人!

 「パッション」(日本ヘラルド)は、イエス・キリストの“受難”を描いた衝撃の話題作です。メル・ギブソンが3作目にして、初めて監督に専念した、渾身の作品となりました。
 イエスの壮絶な最期を演じたのは、ジム・カヴィーゼル!!この人、元々はバスケットボール選手を目指していたそうで、足をケガして断念したところから、俳優に転身したそうです。まさに“受難”からの復活ではありませんか!メル・ギブソンが“イエスを演じるのは彼しかいない!”といったのも納得です。そして「シン・レッド・ライン」で初めて主役のひとりに抜擢されたそうです。が、戦争映画特有の、誰が誰やらわからん状態で、私、全く覚えておりません。「オーロラの彼方へ」では、亡くなった父親と無線で交信する、息子役を演じました。
 最新作ではロビン・ウィリアムスと共演しているとか。ロビンが撮影現場で彼をイエスとして崇めながら、遊んでいる光景が目に浮かびます。今後のジム・カヴィーゼルを楽しむためにも、「パッション」は必見です!!!!

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「メダリオン」ジャッキー・チェン最新作!!

 「メダリオン」(日本ヘラルド)は、ジャッキー・チェン主演の香港映画最新作です。それを手にしたものは超人的なパワーを手にすることができるという、神秘のメダルをめぐってのストーリーです!!!!!!
 昨年の「タキシード」同様、何かを身に付けたり、手にすることで超人になるという設定ですね。“とにかく強い”という設定は少なくなってきました。予告編を見た限りでは、ジャッキーらしいコメディ・アクション満載といった内容です。ジャッキーファンの私にはたまりません!!25年前、「酔拳」で初めて見たときの興奮を今も味わわせてくれるのがスゴイ!今年50歳を迎え、日本公開作品は「メダリオン」が50作目です。今や大御所といった感じのジャッキーですが、いつまでも子供のような笑顔で楽しませてほしいものです。アクション監督は旧友のサモ・ハン・キンポー。公開は6月19日です。

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 大阪・関西地区
 東京地区
 北海道地区
 東海地区
 九州地区

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2004.04.01

「デイ・アフター・トゥモロー」氷が溶けたら70メートル!

 「デイ・アフター・トゥモロー」(フォックス)は、地球温暖化によって起こる異常気象の恐ろしさを描いた作品です。予告編を見ていても、竜巻、大津波などが大スケールのSFXで登場します。
 地球温暖化が進むと気温が上昇し、南極の氷が溶ける、とよく言われます。南極の氷が全部溶けると海の水位は約70m上がるそうです。都会のほとんどは沈み、水中都市になってしまいます。まさにウォーター・ワールドです。「A.I.」でも高層ビルの最上階部分だけが海からはみ出ている場面がありました。原因となる二酸化炭素を削減するため、様々な省エネの取り組みが行われています。しかし、日本のエネルギー消費量は年々増えているのが現状です。温暖化はどんどん進んでいるのに、我々日本人はまだ事実に気づいていません。
「デイ・アフター・トゥモロー」を見て楽しむだけなら、沈みかけているタイタニック号の船内上映で「タイタニック」の映画を見ているのと同じです。映画の中の世界を救うのは、私達の今の行動にかかっています!!

 「デイ・アフター・トゥモロー」関連記事はこちら。下記トラックバックも参照ください。

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「パッション」その苦しみに耐えられるか!

 「パッション」(日本ヘラルド)は、イエス・キリスト最後の12時間と復活までを描いた作品です。アメリカでは、賛否両論の話題を投げかけたものの、2月に公開され大ヒットとなっています。その勢いは今だ止まりません!
 監督は「マッドマックス」「リーサル・ウエポン」のメル・ギブソンです。今回の作品のため、約27億円の私財を投じたそうな。(できるものならやってみたい!!!)そういえば、「サイン」では自ら捨てた信仰心を再生する牧師を演じ、「ブレイブハート」では拷問にかけられて処刑される主人公を描くなど、「パッション」製作に繋がるものを感じます。
 イエス・キリスト最後の12時間は苦しみと痛みに満ちています。この場面を描いた作品は「ベン・ハー」「最後の誘惑」など、過去にも数多くありました。しかし、ここまでリアルに、そして生々しく描いた作品はありません。強烈です!映画の後半は、鎖で繋がれ、拷問用のムチで全身を打たれ、ボロボロの体で十字架を担ぎ、丘へ登っていくシーンが延々と続きます。これだけの苦しみと痛みを背負いながら、“彼らをお許しください”と呟く姿には、心が揺さぶられました。あの苦しみに比べたら、自分の今のつらいことなど何でもありません。ある意味、大きな希望を与えてくれる作品といえるでしょう。

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