« January 2004 | Main | March 2004 »

2004.02.28

「ツインズ・エフェクト」香港アクションの傑作を見逃すな!

 「ツインズ・エフェクト」は、「マトリックス・リローデッド」「パイレーツ・オブ・カリビアン」を退け、2003年香港映画界№1ヒットになったホラー・アクション・コメディです。香港のアイドルデュオ、ツインズがヴァンパイア・スレイヤーを演じます。
 「ブレイド」と「バッフィ・ザ・バンパイア・キラー」のストーリーを混ぜ合わせ、少年マンガ風の過激タッチで描きます。スレイヤーとヴァンパイアのアクションだけではありません。悪玉と善玉のヴァンパイア抗争あり、人間とヴァンパイアのラブ・ストーリーあり、スーパー・ヴァンパイアに変身した人間と悪玉ボスとの戦いあり、といった何でもありの世界です。アクション監督は「ブレイド2」「シャンハイ・ナイト」のドニー・イエン。その演出には、ハリウッドで築いた自信が溢れています。噛みつくよりも先に、カンフーで迫ってくるヴァンパイアというのがスゴイ!とにかく強そうなヴァンパイア軍団に、ツインズがコスプレ風衣装で“イャーーーー!!!!”と奇声を発して戦うだけで、もうOKです。香港アイドルは体を張ってガンバってます!
脇役も充実しており、「インファナル・アフェア」の面々やジャッキー・チェンなど、それぞれの見せ場もあって楽しめました。日本ではひっそりとした公開ですが、既にシリーズ化も決定しています。その1作目となるこの作品は、ぜひ押さえておきたい逸品です。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2004.02.25

第76回アカデミー賞 主要部門を予測!

 第76回アカデミー賞発表が3月1日(日本時間)に迫ってきました。独断と偏見で主要部門を予測!!! 詳しいノミネート情報はこちら
 まずは予測結果から。
 作品賞 「シービスケット」
 監督賞 ピーター・ジャクソン「ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還」
 主演男優賞 ショーン・ペン「ミスティック・リバー」
 主演女優賞 ダイアン・キートン「恋愛適齢期」
 助演男優賞 ジャイモン・フンスー「イン・アメリカ」
 助演女優賞 レニー・ゼルウィガー「コールド マウンテン」
 外国語映画賞 「たそがれ清兵衛」

作品賞 「ロード・オブ~」が本命ですが、アカデミー会員がCG多様のファンタジー作品に投票するかどうかが気になるところ。「ミスティック・リバー」も評価は高いが、授賞式の最後を飾るには暗く、華やかさが足りない。結局、アメリカ人が好む1930年代ものということで、「シービスケット」になりました。
監督賞 作品賞としてはダメだけど、総代なスケールのシリーズ3本を3年間にわたって公開させた馬力と統率力を買って、ピーター・ジャクソンに。となるような気がします。授賞式を盛り上げるためなら、ソフィア・コッポラという線もありますが、う~ん、どうでしょう。やっぱりブーイングが起こるかな。
主演男優賞 今回こそショーン・ペン。4度目のノミネートです。最新作「21g」の熱演も好評です。ビル・マーレイもゴールデン・グローブ賞を獲得しているだけに、可能性は高い!
主演女優賞 ナオミ・ワッツと言いたいところですが、やはり貫禄でダイアン・キートンに。ハリウッドでの活躍暦から見れば、シャーリーズ・セロンがそろそろ受賞するにはいいタイミング。でも、私はあまり彼女に魅力を感じないという独断で、やめました。
助演男優賞 「バットマン」シリーズ最新作の悪役にも決定した「ラストサムライ」渡辺 謙が大本命。しかし、ここはあえて大穴狙いでジャイモン・フンスーに。主演・助演のなかで唯一人の黒人俳優です。ちょっと渋い線に投票してみようと思うアカデミー会員がいることを信じて彼に。とりあえず、ジャイモンという名前の響きが好きです。(ジャイアンとドラえもんを合体したような!?)だんだん説得力が無くなってきた。
助演女優賞 もはや理由などありません。だんだん疲れてきました。単なるお気に入りということで、レニーに。「ミスティック・リバー」のマーシャ・ゲイ・ハーデンあたりが怪しいのですが、ここは授賞式盛り上げ要員に頑張ってもらいましょう。
外国語映画賞 受賞すれば、日本映画としては1955年「宮本武蔵」以来、約50年ぶりの「たそがれ~」に。「ラストサムライ」がハリウッドで話題となり、日本の本格的時代劇に評価が傾きそうな予感が・・・。

毎年ほとんど当たりませんが、とにかく考えるのが楽しみです。皆さんの予想はどう?

| | Comments (2) | TrackBack (0)

「21g」オスカーを取るのは誰だ!

「21g」とは、人間が死んだ瞬間に軽くなる重さのこと。このわずか21グラムに課せられる、生きる事の重さは・・・。厳しい現実に苦しみながら、全く別の人生を歩んでいた三人の運命が交錯していきます。三人の演技派俳優が大熱演します。「ミスティック・リバー」「アイ・アム・サム」のショーン・ペン、「ザ・リング」「マルホランド・ドライブ」のナオミ・ワッツ、「トラフィック」「ユージュアル・サスペクツ」のベニチオ・デル・トロ。ハンディメ・カメラで撮影した映像のざらつきと揺れが、演技を更にリアルに感じさせます。時間の流れを無視して組みたてられた編集にもビックリでした。
 主人公3人は、全員今年のアカデミー賞にノミネートされています。ショーン・ペンは「ミスティック・リバー」で、ナオミ・ワッツとベニチオ・デル・トロはこの「21g」でのノミネートです。3人とも受賞してもおかしくないくらい、絶妙の演技を見せてくれます。
 但しこの作品、タイトルとは違ってかなり重たい内容です。普通ならミニシアター系での公開が妥当かと思いますが、なんとチェーンでの拡大公開です。配給会社としても、今回のアカデミー賞でのオスカー受賞を見越しての展開なのでしょう。まだまだ活躍が期待できる三人の熱演ですから、配給に力が入るのもうなずけます。公開は初夏ということです。もうしばらく待ちましょう。

| | Comments (0) | TrackBack (4)

2004.02.23

「ラブ・アクチュアリー」アメリカ大統領役であのハリウッド・スターが登場!

 「ラブ・アクチュアリー」は、クリスマスまでの4週間を様々な愛のドラマで描く、コンピレーション・シネマです。「ノッティングヒルの恋人」「ブリジット・ジョーンズの日記」のスタッフによる最新作。ドラマ後半に登場する数々の夢のような告白シーンは音楽も素晴らしく、まんまと盛り上げドラマの術中にはまってしまいました。
 ヒュー・グラントをはじめ、イギリス有名俳優が総出演のなか、アメリカ大統領役で登場するハリウッド・スターがいます。「チョコレート」「バーバー」などのビリー・ボブ・ソーントンです。アンジェリーナ・ジョリーの元夫といったほうがいいでしょうか。ポスターやチラシには名前が出ていなかったので、驚きました。
 有名俳優がアメリカ大統領を演じる場合、どうも嘘っぽく感じてしまいます。「エアフォース・ワン」のハリソン・フォード、「インディペンデンス・デイ」のビル・プルマン(彼はちょっと地味系ですね)、「ディープ・インパクト」のモーガン・フリーマンなど。なじみのある顔が演じる大統領に、名演は稀です。「ラブ・アクチュアリー」のビリー・ボブ・ソーントンは、どの作品でも顔が違って見えるせいか、それほど嘘っぽくは感じませんでした。でも、どちらかというブレア首相に似ている気もします。

| | Comments (0) | TrackBack (2)

2004.02.21

「美しい夏 キリシマ」 配給ロゴデザインはフィギュア王!

 「美しい夏 キリシマ」は、黒木和雄監督が自身の戦争体験をもとに、終戦間際の庶民の日常生活を描いた作品です。2003年度キネマ旬報ベストワンなど、数々の映画賞を受賞しました。キャストでは、もんぺ姿の女性ばかりのなか、一人だけ優雅な洋服を身につけて良家の娘を演じる、牧瀬理穂が輝いていました。
 この作品の製作・配給は“ランブルフィッシュ”。ほとんど聞いたことありませんが、上映開始時に出てくるロゴを見てびっくりしました。ウーパールーパーのようなキャラクターデザインは、村上 隆!アニメのようなフィギュアを現代アートにまで発展させ、今やルイ・ヴィトンともコラボレーションを組む超ビッグアーティストです。しかもそのキャラクターが、まるでMGMのライオンのごとく吼えます!スゴイ顔に変化して!日本でここまでロゴデザインに力を入れた配給会社は初めて見ました。外国映画ではパラマウントやユニバーサルをはじめ、古くからロゴデザインに大きく力を入れています。ロゴデザインを使った関連グッズも昔から多々あります。でも、日本で東宝や東映のロゴをデザインしたグッズなど、ちょっと考えられないでしょう。“ランブルフィッシュ”は小さな配給会社ながら、ロゴデザインそのものが商品となりうる力を持つ、日本では稀有な例だと言えるでしょう。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2004.02.16

「キル・ビル vol.2」予告編スタート!

 「キル・ビル vol.2」の予告編上映が、2月14日よりスタートした!ユマ・サーマンがウエデイングドレス姿で刀をかまえるポスターも登場。今回のコピーは“Kill is Love”。アメリカでは2月公開が4月に延期となっているが、日本では予定通りゴールデンウイークに公開されるのだろうか?
 今回注目しているのは、一作目ではほとんど姿を見せなかった親分、ビル役を演じるデビッド・キャラダインです。ほとんどBピクチヤー主体に活躍してきた名優です。全米に空手ブームをおこしたTVドラマ「燃えよ!カンフー」で主役を演じ、映画では「デスレース2000年」(レース中に殺した人間の数で勝敗を決めるストーリー)が強烈に残っています。彼の父親もジョン・キャラダインという名優です。西部劇の名作「駅馬車」など、ジョン・フォードお気に入りの男優でした。
 何かと話題のつきない「キル・ビル vol.2」ですが、千葉真一の再登場だけは遠慮してほしいです。

| | Comments (0) | TrackBack (1)

2004.02.15

「ドラッグストアガール」 今、最も楽しみな脚本家!

 「ドラッグストアガール」は、田中麗奈扮するヒロインに近づくため、中高年おじさん達が突然ラクロスを始めてしまうコメディです。気楽に楽しめました。
 この作品の脚本家は宮藤官九郎、邦画では今最も楽しみな脚本家です。「GO」「ピンポン」「木更津キャッツアイ」など、特に若い観客の支持を受けて大ヒットした作品を連発しています。(現在公開中の哀川翔主演「ゼブラーマン」も!)映画の脚本だけでなく、テレビドラマ(「ロケット・ボーイ」「ぼくの魔法使い」など)の脚本を書き、映画に出演(「13階段」「福耳」など)するなど、スゴイ勢いです!とにかく、日本映画の新たな時代を築いてくれる人材といっていいでしょう。
 でも、「GO」には苦い思い出があります。並んで入場したところ、他の若い女性客達は“いらっしゃいませ”なのに、私の時は“いらっしゃいませ、「GO」でよろしいですか?”とチケット切りの姉さんに言われてしまったことです。隣のスクリーンでジャッキー・チェンの「ラッシュ・アワー2」を上映していたので、間違えているとでも思ったのでしょうか。ショックのなかで映画は始まり、終わりました。各映画賞を独占した「GO」も、私にはあのお姉さんの一言が全てです。それだけ宮藤脚本作品は若い感性を持っているということなのでしょうね。トホホ・・・。

| | Comments (2) | TrackBack (0)

2004.02.14

「ロード・オブ・ザ・リング」指輪の声は誰だ!

 「ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還」がいよいよ公開された!大阪梅田ピカデリーにて朝8時初回上映を早速鑑賞。ほぼ満席状態でした!圧倒されるのは途中、1時間以上にわたる戦闘シーンです。これまでに見たあらゆるスペクタクル作品の戦術が、このシーンに注がれていると言ってもいいでしょう。CGといえども圧巻です!
 このシリーズ、指輪の声が時々ボソボソと聞こえてきます。この声に、登場人物たちはさまざまな誘惑を受けます。声の主は、英国人俳優のアラン・ハワード。40年以上にわたるキャリアを持ち、本国ではTVドラマを中心に活躍しています。日本ではほとんど知られてないでしょう。唯一記憶にあるのは、映画「コックと泥棒、その妻と愛人」の愛人役を演じていた男優ということです。指輪物語シリーズでは、「VOICE OF THE RING」としてクレジットされています。
 とはいえ、休憩なしの3時間25分は長い!ドラマもほぼ完結したラスト30分は、「も~、もれそうだ~、とにかく早く終わってくれ~」と言わんばかりの緊張状態が続きました。とりあえず、上映開始直前にトイレに行くことをオススメします!

| | Comments (2) | TrackBack (0)

2004.02.13

「ラブストーリー」のあの名曲!

 「ラブストーリー」は、昨年「猟奇的な彼女」で注目されたクァク・ジェヨン監督の最新作です。今回は、母親と娘、それぞれの初恋が世代を超えて繋がっていく、奇跡の物語。感動のあまり、ええ年して泣きっぱなしでした。
 オープニング・シーン、田園風景に合わせてクラシックの名曲「カノン」が流れます。曲名を知らなくても、メロディを聞けば誰もが知っている曲です。このファースト・シーンだけで胸がジーンとしてきました。「猟奇的な彼女」でも、大きな教室で男の子が女の子にバラをあげるシーンに使われました。この監督、よほどこの曲が好きなのでしょうね。「カノン」を使った映画はたくさんあります。映画で初めて聞いたのは、崩壊していく家族を描いたロバート・レッドフォード監督作品「普通の人々」です。苦しみぬいた父と息子が冬の寒い庭で抱き合うラストシーンに流れ、忘れられない名曲になりました。その後も様々な作品、多彩なバージョンで「カノン」は映画に登場しています。そのなかでも「ラブストーリー」は、「普通の人々」に負けないくらい、メロディがシーンとともに心に残る、見事な使われかたをしています。ぜひ、ご覧下さい。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2004.02.11

「リクルート」でCIA就職対策!

 「リクルート」(アル・パチーノ、コリン・ファレル)は、アメリカCIAを舞台に展開するドラマです。
 特に、CIAの採用筆記試験→面接試験→新人研修→適材適所の配属、というプロセスが結構緻密に描かれているところが面白いです。ほとんど就職希望者の対策本みたいな感じなので、人事担当者にはオススメします!実際はどうかわからないが、ここまでやってCIAから何も言われないのだろうか、と思ってしまいます。日本でいうところの、一本釣り採用の担当者をアル・パチーノが演じます。
 でも、同じく新人採用を題材にした昨年度作品「SWAT」の二番煎じのような気もしないではない。どっちもコリン・ファレルというのも・・・。他に誰かいませんかぁ?

| | Comments (0) | TrackBack (1)

2004.02.06

「バレットモンク」弾丸坊主!

 「バレットモンク」(チョウ・ユン・ファ主演)は久しぶりの弾丸映画です!

 間もなく公開が終わる「バレットモンク」のサブタイトルは~弾丸坊主~です。弾丸のように素早く動く坊主ってこと。坊主とナチス残党が現代のニューヨークで戦います。チラシには恥ずかしげもなく“弾丸ロードショー!”とまで書かれていました。上映も3週間で終わり、まさに弾丸!弾丸と名のつく他の作品は、日本映画なら「弾丸ランナー」を思い出します。その他、ジーン・ハックマン、ジェームズ・コバーン主演の異色西部劇「弾丸を噛め!」(これも妙なタイトルです)や、原子力エンジン搭載全長50mのバスが走り回るコメディ「弾丸特急!ジェットバス」などでしょうか。意外に少ないです。とはいえ弾丸映画はヘンテコリン映画の宝庫!久しぶりの弾丸映画「バレットモンク」を楽しみましょう!

| | Comments (2) | TrackBack (0)

2004.02.04

「PRIDE」を凌ぐハリウッド作品!

 TVではキムタク主演の「PRIDE」が人気を得ていますが、ハリウッドでもアイスホッケーを題材にした作品が公開されました。タイトルは「MIRACLE」。どことなく「PRIDE」に似ているような題名です。
 1980年の冬季オリンピックを舞台に、4大会連続優勝の無敵ソ連を破って金メダルを獲得した、アメリカチームの奇跡を描きます。“俺達はアメリカのために戦う!”“アメリカならきっと勝てる!”などと言ったセリフが予告でじゃんじゃん流れます。アイスホッケーを通じて戦意高揚を促しているような感じです。映画を楽しむのはともかく、乗せられないように気をつけましょう。
 アイスホッケーの映画といえば、ポール・ニューマン主演「スラップ・ショット」、ライアン・オニール主演「ある愛の歌」、エミリオ・エステベス主演「マイティ・ダック」シリーズなどでしょうか。でも、極めつけはジェイソンですね。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2004.02.03

「タイムライン」のタイムホールは苦しそう!

 現在公開中の「タイムライン」。偶然見つけてしまったタイムホールを使って14世紀へ旅する主人公たち。
 タイムスリップは苦痛を伴うという設定で、息が詰まるくらい苦しそうでした。ラスト30分がかなりの盛り上がりです。
 タイムスリップものは、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」を代表とするタイムマシンものと、「タイムライン」のようなタイムホールそのものを使って時間の旅をする作品にわかれます。記憶に残っているタイムホールものといえば、「戦国自衛隊」「ファイナル・カウントダウン」「バンデットQ」など。80年代以降ですね。なかでも素晴らしかったのは、一昨年に公開されたメグ・ライアン主演「ニューヨークの恋人」です。題名から単なるラブコメと思っていたら、SFテイストの意外な展開でビックリでした!久しぶりにメグ・ライアンを見直しました。

 「タイムライン」関西上映劇場はこちらから検索

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2004.02.02

「美しい夏 キリシマ」黒木和雄監督語る!

 「美しい夏 キリシマ」(大阪は1/31より、シネ・ヌーヴォで公開)で2003年度キネマ旬報ベストワンを獲得した、黒木和雄監督の映画講座を受講した。
 監督自身の戦争体験と作品のつながりなど、興味深いながらもやや重苦しいテーマの内容でした。過去の作品のエピソードも披露されました。気になる競馬レースが近づくと撮影を停止させる勝新太郎や、大島渚から親戚に送られたラブレターが事の発端で大島主催の創造社に参加したことなど。なかなかに面白いものでした。70歳を超えて、年間ベストワンとなる映画を作るエネルギーはたいしたものです。次回作は、中国の戦地で病死した天才映画監督・山中貞雄を主人公に描かれるそうで、こちらも楽しみです。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2004.02.01

南街劇場ラストショー PARTⅡ

 南街会館最終日、南街シネマで沢田研二・菅原文太の「太陽を盗んだ男」を鑑賞した。この劇場、今ではほとんど見られない、2階席がある。今回は昔懐かしい2階席から見た。いつもと違う角度から見るスクリーンに、映画全盛期の名残りを感じました。めちゃめちゃ見ずらい座席の配置です。この設備でおとといまで1800円の入場料をとっていたというのがスゴイ!
 その後、「七人の侍」上映中の南街劇場へ赴いた。場内スタッフの方に、映写室を見せてもらえないか懇願したが、一般の人には公開できないとのこと。30年通っていても、単なる一般の人に過ぎないのですね。最後くらいと思うが、しゃあないか。

| | Comments (1) | TrackBack (1)

南街劇場ラストショー

 大阪なんばの老舗映画館、南街劇場が2/1で閉館します。1/31、2/1の2日間、過去の作品を集めたラストショーが実施中!20年ぶりに「ガルシアの首」を見ました。バイオレンスムービーの巨匠と言われたサム・ペキンパー監督の作品です。初公開は1975年。フィルムの黄ばみ具合に、70年代を感じます。来ている人たちは、ほとんど30代後半より年長世代です。若い人が少なかったけど、無理もない。なんせ「ガルシアの首」だから。
 20年前は気付かなかったのか、忘れていたのか、クリス・クリストファーソンが暴走族みたいな脇役で出ていたのに驚きました。
 売店の飲み物、ポップコーンがオール100円なのも嬉しかった!
 30年にわたる思いでの映画館が、今日閉館です。
 やっぱりちょっと寂しいかな。

| | Comments (2) | TrackBack (0)

« January 2004 | Main | March 2004 »